夜景 | 実録鬼嫁日記

夜景

嫁は異常に夜景が好き。

 

テレビで夜景が紹介されようものなら、テンションMAXまで上昇し、
すぐに行きたいと騒ぎ出す(;´∀`)

 

 

嫁「ねぇ、すごい夜景がきれいと思わない?
今日みんなで行きましょうよ!」

 

カズマ「いやいやいや、今日とか雨降ってるし
めちゃくちゃ寒いから、さすがにやめとかない?」

 

嫁「い・や・よ!あなた、最近いろいろさぼってるじゃない!」

 


さぼってる???

 


カズマ「俺は何をさぼってるんだ?(汗)」


嫁「付き合い始めたころは、いろいろ連れて行ってくれたじゃない!
夜景とか人気スポットとか!自分で調べてくれたじゃない」

 

カズマ「(;´Д`)ぬぁぁぁぁ」

 


これを言われると本当に弱い。


とはいえ、結婚して10年以上経てば、それは仕方ないことなんだけど。。

 


嫁「仕方ないことなんかないから!7階の奥さんなんか、先週も先々週も
夜景のきれいなところに連れて行ってもらったってよ!」


カズマ「・・・・・」

 

 

7階の旦那さん、そんなに頑張らないで(;´Д`)


どうあがいても劣勢な状況は覆せそうにない。


ここは素直に嫁の言うことを聞いておこう。。

 

凍えそうな寒さのなか、夜景がきれいと紹介された皿倉山へ。


北九州で有名な皿倉山。


福岡市内からは車で1時間以上かかる、簡単には行けないスポット。


しかも山だから、寒さは平地よりも過酷になる(汗)


寒さに耐えうるべく着こんでからの車でGO

 

 

嫁「ねぇ、まだ到着しないの?」


走り始めて30分。


早くもドライブに飽きてきたようだ(汗)

 

 

30分後。。

 

 

助手席で寝始める嫁。


毎度のこととはいえ、軽く殺意を覚えても神様は許してくれるはずだ!

 

さらに30分後、ようやく山頂へと到着するも、雨が降ってるせいか
人影はほとんどない。

 


嫁「雨で何も見えないじゃない。。」


カズマ「いやいや、だから言ったじゃないか!
今日は雨で夜景なんか見えないから、やめたがいいって!」


嫁「そんなの分からないじゃない!もしかしたら晴れるかもしれないし!」


ちなみに、雨は山頂に近づけば近づくほど激しさを増していた(汗)

 

意地になった嫁は傘をさしながら、夜景スポットへ移動。


カズマ「なぁ、もう帰ろうよ。。雨もひどいし風邪引くぞ」


嫁「イヤよ!夜景を楽しむの!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


絶対に負けないんだから!」

 

誰に負けるんだよ(;´Д`)

 

 

寒さに震えながら夜景を見続ける嫁。


このままでは本当に風邪を引いてしまう。

 


カズマ「わかった!俺の負けだ!俺の負けだから!
頼むからもう帰ろう!」


嫁「そうなの?しょうがないわねー。
あなたがそこまで言うのなら、今日はもう帰ろうか♪」

 

 

勝ち誇った笑顔の嫁。

 


まったく意味が分からない。。

 

 

嫁「来月も夜景スポット連れて行ってね♪」

 

 

本当に意味が分からない。。