ご覧いただきありがとうございます。よく数学Aの確率・場合の数はコツを掴めば出来るよと言われますがどんなコツがあるのでしょう。ぜひこの5つを抑えて練習をすると得点源になる分野です。ぜひ、抑えていきましょう

 

① 以下の3つの基本計算式は「いつ使うのか」をちゃんと抑えましょう

n! 制限なく並べる時の計算

nPr  n個からr個を選んで並べる時の計算

nCr  n個からr個を選ぶ時の計算

 

② 一つ一つ分解して考えましょう

解答は計算過程をまとめているので、まとめて考えないといけないと思いがちですが…ちゃんと分けて考えるようにしましょう。

例:赤色の球と白色の球… 赤色の球を選ぶ時、白色の球を選ぶ時と分けてそれぞれ場合の数を考えましょう

 

③一つ一つ出した後は、かけ算でまとめましょう

 足し算でまとめる時は例外の時(排反事象のみ)

 

④公式ではなく条件をちゃんと覚えましょう

 ・円順列…回るのを固定する必要がある

 ・重複順列…慣れるまで図を書いて考えよう

 ・組み分け…グループ名が無い時にダブりが発生する

 ・余事象…少なくとも一つ以上のフレーズや事象の時に

  全体ー「そうじゃない事象」で出した方が楽に正確に求められる

 ・排反事象…同時に起きない時は足し算でまとめる

 ・反復試行…同じ現象でも出てくる場所の分場合の数があるからnCrが必要

 

⑤文章を読むことを日頃から慣れよう

①~④まではテクニックですが、そもそも文章から条件、問題を解く計画を立てていきます。総合型選抜も視野に入れている人は早めから文章をまとめる力を身に付けるため練習をしましょう。その下準備をしていればいるほど、確率、場合の数は問題が解きやすくなります。

 

まずはこの5項目を意識し基礎例題を早期に1周しましょう。それだけで問題の解く感覚が変わってきます。ぜひ試してみて下さい!