テレビ『名医のthe太鼓判』で薄毛予防にイワシ缶が効くということで、芸人の我が家坪倉さんが、イワシ缶を1日1缶、2ヶ月半食べ続ける実験に挑戦されていました。



結果は…たったの2ヶ月半でこんなにも
頭頂部が黒々とし大成功でした。


イワシ缶には、EPA(エイコサペンタエン酸)が豊富に含まれており、そのEPAが薄毛や白髪の予防に効果があると言われています。



テレビでは、イワシ缶を使って実験していましたが、イワシ缶ではなくイワシそのものを食べてももちろんいいのですが、イワシ缶にはイワシの5倍ものEPAが含まれているため、イワシ缶の方が手軽に効果的に摂取することが出来るそうです。


EPAとは、青魚に多く含まれるオメガ3系の脂肪酸です。

青魚の可食部100gあたりに、どのくらいの量が含まれているかというと…

マイワシ     1381mg
本マグロ     1288mg
サバ             1214mg
マダイ         1085mg
ブリ               899mg

マイワシが他の青魚に比べてダントツで多いのが分かりますね。

少し前までのサバ缶ブームは、青魚に含むEPAではなくDHAを重要視していたので、サバの方がDHA含有量が多くサバ缶ブームが起きていたのですが、EPAに着目するとイワシの方が多く、第2の缶詰ブームはイワシ缶で巻き起こっているようです。


ちなみに、同じ魚でのDHAの含有量は…

マイワシ     1136mg
本マグロ     2877mg
サバ             1781mg
マダイ         1830mg
ブリ            1785mg

DHAの含有量で見るとイワシは他の青魚に比べると多くはないようですね。


青魚を食べることにより、DHAとEPAを両方摂取できるので、いつまでも若く健康体でいたいという方はサバ缶やイワシ缶を日常的に摂取するといいですね。


EPAがどうして薄毛予防に効果があるのかというと、
EPAは、血液をサラサラにし血液の流れを良くするという作用があるからです。
血流がよくなり毛母細胞に栄養が流れやすくなることで、髪の栄養不足が改善され、薄毛や抜け毛に効果があるというわけです。
栄養がしっかり行き渡ることにより、髪にハリやコシが戻り健康的な若々しい髪になっていきます。



現代人は、若くして薄毛に悩む方が多いようですが、それは魚食が減っていることも1つの要因かもしれません。


薄毛改善には積極的なEPAの摂取を目指しましょう。
魚食が難しい方は亜麻仁油や荏胡麻油などのオメガ3系の油を摂取するか、もしくはサプリメントで補うと良いでしょう。