アルガンオイルの歴史はとても古くアルガンオイルの元となるアルガンツリーは、8000万年も前から生息し、クレオパトラが美容のために愛用していたと伝えられています。


アルガンツリーは、モロッコのサハラ砂漠にのみ生息している植物で、気温は50℃近くにもなり、雨はほとんど降らない地域で、根を地下30m程にも伸ばしそこから水を吸っています。


アルガンオイルはそのアルガンツリーの実の仁から作ります。アルガンツリーは棘があるので、自然落下した実を拾い集めて10時間ほどかけて石臼で、搾油しています。


100kgの仁からとれるオイルはたったの1リットル
その希少性から『モロッコの黄金』とも呼ばれています。


近年様々な研究によってアルガンオイルの分析がなされ、効果効能が知られるようになりました。
これにより多くのセレブに愛用され世界中でアルガンオイルブームとなりました。


世界的に有名になったアルガンオイルですが、残念ながら偽物もたくさん出回っているのが実情です。
本物と偽物を見分ける1番のポイントは原産国です。


アルガンオイルの原産国は『モロッコ』のみです。
原産国がモロッコ以外の場合、それは間違いなく偽物です。
最近ではチャイニーズアルガンオイルと言って中国から格安で販売されているオイルがあるようです。これらは中国の業者がモロッコで質の悪いアルガンオイルを購入し、それをさらに希釈して販売しているオイルなので注意してください。
そのほかにも香りや色、味などで判断できますが一番分かりやすいのが原産国を確認することです。



アルガンオイルの最大の特徴は、ビタミンEが豊富なことです。
含有量はオリーブオイルの4倍に及ぶとも言われています。
ビタミンEは、天然の防腐剤とも言われ、抗酸化作用や血行促進、肌のターンオーバーを早めたりする効果があります。
また4種類すべてのトコフェロールを含有し、中でもγトコフェロールが豊富でむくみの改善や美肌効果があると言われています。



次回はアルガンオイルの効果効能などをご紹介したいと思います。