マカダミアナッツと聞くとハワイのお土産で有名なナッツの入ったチョコレートを思い浮かべる方も多いと思いますが、まさにあの美味しいナッツから作るオイルをマカダミアナッツオイルと言います。


マカダミアナッツは、種子の約75%が油脂で、そのナッツを搾って出来たオイルは、私たちが知っているマカダミアナッツの美味しさをそのままを液体にしたような香ばしくほんのり甘いオイルになります。


さらっとしてギトギトしてない、あっさりとした味わいなので、数あるナッツオイルの中でも、特に風味の良さなどの理由で人気の高いオイルです。


私もオイルソムリエのレッスンで、このオイルを始めてテイスティングした日は、あまりの美味しさに感激したのを覚えています。


そんなマカダミアナッツオイルの脂肪酸組成は…

オレイン酸→58.7%
パルミトレイン酸→21.7%
パルミチン酸→8.4%
その他→11.8%

オレイン酸を50%以上含有している為、オリーブオイルと同じオメガ9系のオイルです。


植物油脂にはたいへん珍しい細胞の保護成分であるパルミトレイン酸を多く含み酸化安定性に優れています。


このパルミトレイン酸は、人の皮脂にも含まれる成分で、若い人には多くあり、30歳を過ぎると分泌量がどんどん減少しますが、シワやたるみなどの老化防止に効果があると言われています。

他にも様々な素晴らしい効果がありますので、次回のブログで詳しく書いていこうと思います。