話題づくりの王道「とにかく大きく」

【発売カウントダウン】あと3日
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著/菅野夕霧（新潮新書）
『ヤフートピックスを狙え』 ―史上最強メディアの活用法―
2010年4月16日（金）発売
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夕霧です。

みなさん、お疲れ様です。






私が担当する地域情報サイト「市ケ谷経済新聞」で昨日、
特集/コラムのコーナーで、本書の紹介ページをアップしました。

【特集】市ケ谷経済新聞・編集長著『ヤフートピックスを狙え』

本書は「話題づくり」の本です。

たとえばあなたが、
とある街で1軒の中華料理店を営んでいるとします。

「なんとか、もっとお客さんを呼びたいんだけど・・・
もちろん、バンバン広告を打つようなお金はないし、かけたくないし・・・」

事業者にとってはごく普通の悩みや思いかと。

＊

話を少し横道へ。
神楽坂に1軒の中華料理店があります。

こちらの店のディスプレイが、次の画像↓です。





餃子100個分の材料でつくった餃子。
ド迫力です。

同店は幹線道路に面した場所にあります。
道行く人が、「ん？なに？」と思わず足を止め、
デジカメやケータイで写真を撮っている光景も珍しくありません。


●とにかく大きく


は、話題づくりの王道とも言えるアプローチです。
同店はギャル曽根さんやジャンアント白田さんも来店する
大食いチャレンジンの老舗店ですが、そんなことを知らなくても
このディスプレイだけでも十分話題は広がります。

事実、写真を撮った人たちが、メールに添付して誰かに送ったり、
その日のブログやmixiに書いたり、その場でツイッター上に
画像ともどもアップしたり・・・。

ただ1つの模型を置いておくだけで、

人々が勝手に宣伝をしてくれ、
話題が広がっていきます。

その先には、私のようなネット新聞が、

100個分の材料で作った巨大餃子ディスプレイが話題に－神楽坂の中華料理店

みたいなニュースをYahoo!に配信することと
地続きであることも、付け加えておきます。

さらにYahoo!ニュースの先には、ラジオや雑誌、テレビなど
他のメディアがやってくることが多々あります。
※実際に私は何度もこのパターンを経験しています。
大きな話題となれば、当然お客さんも売り上げも、
しっかり後からついてきます。

話題のもととなる「1つの仕掛け」は、
最初は小さな話題からスタートするかもしれませんが、
インターネット時代は、その話題が飛び火しやすく、
またその増幅や伝播に計り知れない威力を秘めています。

カメラ付きケータイの普及や
ブログやmixi、ツイッターなどSNSと呼ばれるネットサービスにより、
マスメディアが報じる話題の導火線は、完全に一市民が担う時代です。

とにかく大きく。
または、とくかく長く、とにかく大勢で、とにかく豪華に、とにかく・・・

中途半端ではない、とにかくインパクトある見た目を作り出す。

そんなビジュアルが作り出せれば、
ニュース化につながるハズです。

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ヤフートピックスを狙え―史上最強メディアの活用法―
菅野夕霧／著

新潮新書　ISBN：978-4-10-610362-9
C-CODE：0234　発売日：2010/04/16

【新潮社】現在、日本最強のニュースメディアは「ヤフートピックス」である。ここで言及された商品は爆発的に売れ、地方都市のイベントでも全国的な注目を集めてしまう。逆に言えば、「宣伝費ゼロ円」で話題を作り出すことが可能になるのだ。「ヤフー」へニュースを提供し、「トピックス」への記事掲載経験も豊富なウェブ新聞の編集長が、「誰でもできる話題作りのノウハウ」を開陳する。

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菅野夕霧（かんの・ゆうぎり）
kanno@ichigaya.keizai.biz

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