10年前なら『みのもんたの番組を狙え』? | 菅野夕霧オフィシャルブログPowered by Ameba

10年前なら『みのもんたの番組を狙え』?

【発売カウントダウン】あと13
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/菅野夕霧(新潮新書)
『ヤフートピックスを狙え』 史上最強メディアの活用法
2010416日(金)発売
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夕霧です。

みなさん、お花見しました?
わたしは、仕事の関係でひきこもっていました・・・orz

菅野夕霧 公式ブログ(試運転中)
(JR飯田橋西口から外濠沿いの桜/1,2年前に撮影)


さて、こちらの著書タイトル『ヤフートピックスを狙え』。
タイトルにヤフーという文字を入れない案もありました。

たとえば、


『宣伝費ゼロ円の話題づくり』。


みたいなものです。不況の影響もあり、既存マスメディアの
広告離れが伝えられ、ネットを活用した戦略的PRの時代だ、
というようなことが言われています。

そんな潮流に、しっかり乗っかったタイトルですが、
類書も多数ありますし、「ヤフトピ」一点突破、という潔いい!?方向で
落ち着きました。編集社内でも満場一致だったとのこと。

内容については以前も触れていますが、
過去2年間のヤフートピックス掲載事例を分析・分類。
無名の人でもアイデア1つでマネできそうな「話題づくり」を研究しています。
あまりお金をかけずに、ニュースになる仕掛けとは?そんな考察です。

なので、『宣伝費ゼロ円の話題づくり』でも
間違いではないワケです。結果としてネットの隆盛など
多分に時代性が反映された、ということでしょうか。

ヤフートピックスの影響力などは、
普段パソコンを触っている方には、説明不要な内容かと思います。
取り上げられ方次第では株価なんかにも大きく影響を及ぼしますしね。

著書の中で私は、
明確に「ヤフートピックスを狙え」とはひと言も言っていません。
あくまで、話題づくりの仕掛けの研究材料として「ヤフトピ」事例を
取り上げたというのが、本当のところです。
※本当にいい仕掛けができれば、テレビや新聞、ヤフトピを問わず、
必ずメディアが報じることにつながりますし。

もし20年前なら、
研究材料をニュースステーションの事例にしていたかも知れません。
15
年前なら、東京ウォーカー王様のブランチから、かも。
もし10年前にタイトルをつけるなら、


『みのもんたの番組を狙え』。


だったかも知れません(笑)。

もちろんニュースにはトレンドもありますが、
人々の生活の中で「面白い」とか「興味深い」と感じ、
日々の会話に出てくる話題のキモには
あきらかに傾向があります。

ヤフーとかネットとか、どーもわからない・・・という
人たちやパソコンに触れない高齢の方もいるかと思いますが、


日本中の人たちの
興味・関心を引く話題とは何か。



本書には、そんな普遍的テーマが根底にあります。
※ま、書いている私も、実はそんなに最新のITに強いタイプでは
ありません。なるべくカタカナや専門用語を廃して書いていますので、
ご安心のほどを。

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ヤフートピックスを狙え―史上最強メディアの活用法―
菅野夕霧/著 

新潮新書 ISBN:978-4-10-610362-9
C-CODE:0234 発売日:2010/04/16

【新潮社】現在、日本最強のニュースメディアは「ヤフートピックス」である。ここで言及された商品は爆発的に売れ、地方都市のイベントでも全国的な注目を集めてしまう。逆に言えば、「宣伝費ゼロ円」で話題を作り出すことが可能になるのだ。「ヤフー」へニュースを提供し、「トピックス」への記事掲載経験も豊富なウェブ新聞の編集長が、「誰でもできる話題作りのノウハウ」を開陳する。

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