NHKニュースより抜粋

東京都知事選挙 現職の小池百合子氏が3選
07月08日 08時12分

過去最多の56人が立候補した東京都知事選挙は、現職の小池百合子氏 (71)が、3回目の当選を果たしました。

東京都知事選挙の開票結果
▼小池百合子 (無所属) 現、当選
:291万8015票
▼石丸伸二 (無所属) 新:165万8363票
▼蓮舫 (無所属) 新:128万3262票
…投票数、以下 省略…

自民党、公明党、国民民主党都連、地域政党の都民ファーストの会が自主的に支援した現職の小池氏が、広島県安芸高田市の元市長石丸伸二氏、立憲民主党、共産党、社民党が支援した元参議院議員の蓮舫氏らを抑えて、3回目の当選を果たした。

小池氏は兵庫県出身で71歳。
民放のニュースキャスターなどを経て、1992年の参議院選挙に当時の日本新党から立候補して初当選。
その後、衆議院議員に転じて8回連続当選し、防衛大臣などを歴任したあと、8年前・2016年の都知事選挙で初当選し、2期務めた。
選挙戦で小池氏は、これまでの都政運営の実績をアピールするとともに、少子化対策として都が行っている保育料無償化の対象拡大や災害対策の推進などを訴えた。
その結果、自民党や公明党、それに都民ファーストの会の支持層を固めたほか、無党派層の支持も集めた。
小池氏は「力強い支持を頂き、3期目の都政のかじ取りを任せて頂いたことに重責を痛感している。東京大改革のバージョンアップを進め、1400万人の都民の命と暮らしを守っていく」と抱負を述べた。

投票率は60.62%で、前回・4年前の選挙を5.62ポイント上回り、平成以降では2番目に高くなった。