Yahoo!ニュースより

【能登半島地震から半年】
仮設への入居進むが、倒壊建物の解体の進捗はわずか12%で街は痛々しい姿のまま
7/1(月) 15:38配信

元日夕に発生した登半島地震から半年を迎えた。地震による犠牲者は281人で、平成以降の地震災害では東日本大震災、阪神・淡路大震災に次ぐ規模。インフラの復旧が進み避難所は解消しつつあるが、倒壊家屋の多くが手つかずの状態。


この地震で家屋8万3980棟が被災し、発災直後は県内外へ最大で約3万4000人が避難した。6月27日現在では避難者は2228人まで減り、避難所は徐々に縮小している。土砂災害の危険がある山間部などの約1500戸を除き断水は5月中に解消された。

仮設住宅の建設が進み、石川県は市町から申請のあった約6800戸について8月中の完成を目指す。既存の集合住宅などを行政が借り上げる「みなし仮設」を含め、約1万7000人が入居した。

一方、倒壊した家屋の公費解体は進んでおらず、申請を受け付けた約2万865棟のうち、着手は2601棟と進捗率12%にとどまっている。

主な被害と復旧の状況
▼死亡者数:281人
 (うち災害関連死52人)
▼住宅被害:8万3980棟
▼避難者数:2288人
 (最大時3万4000人)
▼仮設住宅入居
建設型 : 3591世帯8481人 
みなし仮設:779世帯8871人
▼倒壊家屋等の公費解体
申請 : 2万865棟 着手 : 2601棟 
完了 : 911棟
(石川県が6月27日に公表した数字などに基づく)

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★まだまだ時間がかかりそうですが、被災者のみなさんが一日も早く日常をとりもどせますように🙏