時の流れを見つめる | 遊芸人の活動日誌

遊芸人の活動日誌

湘南に住む陶芸、絵画、おじさんバンドを趣味とする遊芸人のブログです 。

やはり歳のせいかもしれない。最近の絵は時の流れを感じる絵が多くなった。絵にも天才というものはある。そういう人は何を描いても“上手”だ。しかし、その天才でも我々に叶わないものがある。それは年季だ。年齢を重ね人生の悲喜こもごもを経験した人にしか描けない絵というものがある。人間の人生を感じる絵になるのだ。

絵は難しい。綺麗で上手な絵、これは飾っていて楽しい絵になる。心象的な絵は神妙な感じをうけリビングに飾っても楽しい絵には中々ならない。自分だはこれを使い分けて描いている。もう保管できないほどだが、魂を込めて描いただけに廃棄するには心が痛む。ほしい人にはあげたいが、額が高額でおいそれとはいかないところが難しい。