緋襷緋襷と書いてヒダスキ、火だすきという。 これは素焼きした作品に稲わらをぐるぐる巻いて焼く。素地土の鉄分とワラの珪酸分が反応してワラを撒いた部分が色としては茶色に発色する。つまり稲の痕だ。 これは備前焼の代表的な焼き物のひとつだ。珍重される焼き物のひとつ。 個人的には素地土の発色が気に入らない。鉄分が多すぎて小豆色になっている。しかも1205度を1.5時間でヘタるものも出ているので火にも弱いようだ。