残念 | 遊芸人の活動日誌

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湘南に住む陶芸、絵画、おじさんバンドを趣味とする遊芸人のブログです 。

8/3、沼津市民文化センターで開催された「ベンチャーズ60周年記念ジャパンツァー」を聴きに行った。

結論として残念としか言いようがない。

オリジナルメンバーのベンチャーズサウンドというのは、どんな曲を聴いてもベンチャーズサウンドがあったのだが、新メンバーにはそれがなかった。それは当たり前のこととは思うがかつてのベンチャーズファンはそれが聴きたいはずだ。というのはやはり年配のお客が多く、若い人はほとんど見られなかったからだ。

まず、リードギターが決して上手とは言えない。これはあの超絶技巧のノーキー・エドワーズと比べるからかもしれないが、それでもファンはそれを聴きたいのだ。名前だけベンチャーズを引き継ぎサウントは違うというなら、ベンチャーズといえば売れるという魂胆でそれは少々ズッコイ話ではないか。

かつて聴いたパイプラインなどの定番曲もほんの数曲でこれも残念だった。違うカラーを出したいというならなおさら“ベンチャーズ”ではなく違うバンド名にすべきだろう。ベンチャーズを引き継ぐというならもう少しベンチャーズらしくあってほしかった。

なぜか、隣にいた人は前半だけで席を立って戻ってこなかった。