2016 黙阿弥生誕200年記念

【大和悠河 初春新派公演出演のご案内】
         旬の盛りは蜜の味!大和悠河  みつ役



第一部『糸桜』で大和悠河が波乃久里子さんと嫁姑として渡り合います。
第二部『新年踊り初め』では128年の歴史を持つ新派の舞台で初!
公演により「男役」で登場!

元宝塚トップスターによるゲスト出演は越路吹雪さん以来二人目!

『糸桜』開幕前には水谷八重子さんのご挨拶もございます

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 キラキラと、星の光が冬空に、瞬ききらめくこの頃、いかがおすごしでいらっしゃいますか。今年も本当にいろいろとありがとうございました。
素晴らしいお仕事にたくさん出会えましたこと、心より感謝いたしております。
 
 さてこの度、<初春新派公演>に出演する大和悠河の、舞台のご案内を申し上げます。

 <初春新派公演>が、お正月2日より、日本橋三越劇場で開幕いたします。
初日の2日には、三越1階中央フロアーにて鏡開きも行われます。新年の賑わいが、その年の繁栄へと繋がってまいります。
新春より日本橋へ、ぜひ足をお運びくださいませ。
 
 新派久々の書き下ろし作品、河竹黙阿弥生誕200年を記念しての『糸桜』では
日本橋 日銀通りにある大店の娘、河竹黙阿弥の家に嫁ぐ《みつ》役で出演し、波乃久里子さん演じる姑と渡り合います。
大和悠河への あて書きとも言えるような、素晴らしい作品です。 笑いもいっぱいで、その中にしっかりと大きな感動があります。

 また、『新年踊り初め』におきましては、1回目公演では花魁、2回公演の日の2回目では男役と2通りの舞を踊ります。新派128年の歴史の中でも、初めてとなる「男役」の登場です。
日本で100年以上の伝統を持つ、歌舞伎・新派そして宝塚。その伝統を大和悠河がつないでまいります。
 
 2016年のお正月は、大和悠河の舞台を是非ともお楽しみください。25日の千秋楽まで、1回目・2回目公演ともにご観劇いただけましたら幸いでございます。

 年末年始、ますます寒さも増してまいります。くれぐれもお身体をご自愛くださいませ。

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【公演詳細】

場所: 三越劇場

ご観劇料: 9,000円

公演時間
1月2日(土)13:00 <花魁>
      (↑開演前に鏡開き 11:20~)
        3日(日)13:00 <男役>
        4日(月)11:00
<花魁> 15:00 <男役>
        5日(火)11:00
<花魁>
        6日(水)11:00
<花魁>  15:00 <男役>       
        7日(木)11:00
<花魁>  15:00 <男役> ←残席僅か      
        8日(金)11:00
<花魁>        
        9日(土)11:00
<花魁>  15:00 <男役>
      10日(日)11:00
<花魁>  15:00 <男役>
      11日(月・祝)11:00
<花魁>
      12日(火)11:00
<花魁>  15:00 <男役>
      13日(水)11:00
<花魁>  15:00 <男役>
      14日(木)11:00
<花魁>
      15日(金)11:00
<花魁> 15:00 <男役>
      16日(土)11:00
<花魁> 15:00 <男役>
      17日(日)11:00
<花魁>
        (↑アフタートークショー)
      18日(月)11:00
<花魁> 15:00 <男役>←残席僅か
      19日(火)11:00
<花魁> 15:00 <男役>
      20日(水)11:00
<花魁>←残席僅か
      21日(木)11:00
<花魁> 15:00
      22日(金)11:00
<花魁>
      23日(土)11:00
<花魁> 15:00
      24日(日)11:00
<花魁>  15:00
      25日(月)11:00
<花魁>


チケットのお申し込みは下記、
大和悠河オフィシャルHP、CONTACTのページからお申し込みください。

http://www.yuga-yamato.jp/contact03/


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<新派四季暦>

大和悠河、新派初お目見得を語る!

明ける平成二十八年、新派創始百二十八年目のスタートは、恒例三越劇場提携「初春新派公演」です。今回は、宝塚歌劇団出身の女優、大和悠河さんを迎えます。宝塚スターの新派出演は過去に幾度かありましたが、男役として一時代を築いたトップスターの登場は、昭和三十二年の越路吹雪さん以来! 大和さんに新派初挑戦の思いを聞きました。
石井啓夫――文

「お話を頂いたときは驚いて、私に務まるかしら?と思いました。波乃(久里子)さんがお出になっている六月の新派名作劇場で『十三夜』を見たとき、あれっ、この世界って何? 俳優さんたちの精神性というか、リアルにお芝居を生きている空気感にすっと入っていけたんです。衝撃的な魅力を感じました。いつも心の中でやってみたいやってみたいと模索していたお芝居って、もしかしたらこれかも知れないと思いました。自分が進化するために必要なものがたくさんあるに違いない。そこに誘っていただいたのだから、ぜひ、出よう、出たいと」。
宝塚宙組トップスターから女優に転身して六年。恵まれた容姿とキュートな顔立ちで入団当初からスター街道を歩み続けた大和さん。美しく、可愛く、恰好よく、そして芝居心を横溢させる男役スタイルは、実にお似合いでした。
退団後は、ミュージカルから和物芝居、オペラ、テレビのバラエティー番組他と垣根を超えて大活躍中。なかでもブロードウェイ・ミュージカル『シカゴ』や『美少女戦士セーラームーン』、谷崎潤一郎原作で知られる『細雪』、今年二月には片岡愛之助と共演したシスティーナ歌舞伎『百合若丸弓軍功』など、多彩な出演歴を誇ります。「新しい世界の発見や自分の可能性を試すためにも、いろいろな分野に挑戦してみたいんです」。
初春新派では、『糸桜』で波乃久里子扮する糸女の養子となる河竹繁俊(市川月乃助)の妻みつを演じ、波乃と嫁姑として渡り合います。「偉大な歌舞伎作者、黙阿弥の娘でその家を守るべく生涯独身を貫いた糸女ですから、みつとは一般的な嫁姑関係ではなく、対立しつつ尊重しつつ互いの人生を生きていく関係なのかなと感じています。初めてお会いしたときの波乃さんの大きさと優しさ、気さくさに感動しましたし、いろいろなことを教えていただこうと思っていますので、ふたりの関係性が劇中での糸女とみつの関係性と巧くマッチさせてお芝居に臨めればと思います」。
そして、『新年踊り初め』にも出演するのが話題。大和さんが単独で踊る場も用意され、さらにフィナーレでは新派女優陣と共に慣例の黒紋付の芸者姿で踊ります。「これまでひたすらに男役の色気を追究してきました。女優になっても男役で極めてきたものを、和服を着た女性としても粋な雰囲気が出せるようにしたい。光栄な機会をいただいたので、新派のみなさんから所作万端を少しでも多く盗みたいと思っています」。「宝塚時代からのファンの人たちも、今回私が新派に出ることに驚きながらも一緒に勉強してくれると思います。私も新たな大和悠河の第一歩としたいですね」。熱く抱負を語る大和さんでした。

<ほうおう より>

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