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第11章 【マリア・カラス1】 2014年5月18日


前回はモーツァルトの『アイーダ』について語りました。

今回は少し視点を変えて、
世紀のプリマドンナ、マリア・カラスについて
語ってみたいと思います。

ヴェローナから
マリア・カラスのドラマティクなロマンスと人生が
始まります。

1923年12月2日に、ニューヨークで
ギリシャ系移民の子としてマリア・カラスは生まれました。

1936年13歳の時にアメリカからギリシャに帰って
アテネ音楽院で大好きな歌を思う存分学びます。
1938年、まだ14歳の時に
【カヴァレリア・ルスティカーナ】で最優秀賞をとりますが、
第2次大戦のあと、アメリカに戻ります。
アメリカでもさらに音楽の勉強をして、
1947年、マリアはヴェローナに旅立ちます。

そこには、舞台だけではなくロマンスも待っていました。
メネギー二というヴェローナのすごいお金持ちの実業家。 

マリアに惚れ込んでヴェネチア旅行に誘います。
メネギーニはマリアよりも30歳も年上で
ハンサムともいえないけれど、
マリアは彼に惹かれるようになり、
1949年、マリアが26歳の時に
回りの反対を押し切って二人は結婚します。

そしてメネギーニは、妻をもっともっと輝かせるために
マリアにダイエットをすすめたのです。

1年で30キロも痩せたマリアは、
エレガントなファッションを身につけ
優雅な気品をついてきます。
華麗なプリマドンナになったマリアは、
オペラ歌手の頂点にたつようになります。
様々なゴシップやバッシングがあり、
あることないことが報道されても
マリアはいつも毅然としていました。


~第12章へ続く~