わたしはなぜ
生きづらかったのかわからなかった。
わたしにつきまとう、ときどき現れる
わたし。
すべてを終わらせてしまいたくなるあのかんじは
わたしがわたしに
話しかけていたんだね。
わたしと向き合って、と
その時間をつくって、と語りかけているんだね。
息子が今日
浮かない顔で帰ってきた。
おかえり。
どうした？
A君はB君と遊ぶんだって。
C君はD君と遊ぶんだって。
僕は遊ぶ人がいない。
張り裂けそうになる気持ちを家まで持ってきた。
そっか。
そうだったんだね。
遊びたいって言う気がなくて
言えなかった。
そういって溢れ出す涙とともに抱きついてきた。
そうなんだね。勇気出なかったんだね。
わたしも同じくらいの時、沢山同じ経験をして心臓をギュッと握られるような気持ちになったのを思い出した。
その頃から、周りに認められたくて
必要とされたくて、人気者でいたかった。
認められてないから誘われなくて
必要とされてないから誘われなくて
人気者でないから誘われないんだと
自分を責めるクセがついていった。
何度も迎えにいこっと。あの頃の自分に。
話を聞きにいこうっと。
そう思い出させてくれた息子との会話。
息子にも
自分と向き合って何を思ってもいいのだと
伝えよう。
思うのは自由だよ、と。表現するかしないかは別として、自分の気持ちにノックする癖を身につけてあげたいなあ。