「ギョギョシ ギョギョシ ギョギョシ」
大声で鳴いているのがオオヨシキリだと知らなかった。
蛙だと思っていたのだ。
教えて頂いて初めて撮れた。
一度見つけると見える様になる不思議。
(実は、教えて頂いて撮っている)
鳴き声であの辺りとわかる。
オオヨシキリは大葦切と書く。
葦を切り裂いて中の虫を食べる。
天に向かって朝も昼も夜も鳴く。
皆で愛を叫び、縄張りを主張する。
「ギョギョシ ギョギョシ ギョギョシ」
昔の人は鳴き声から「行々子」と名付けた。
夏の季語。
「行々子口から先に生まれたか」
一茶
声はすれども姿が見え……
「ヌッ」!
「行々子行々子行々子!!」
我こそは葦原の王なり!