お買い物が好きなわたくし。。。
20代、仕事をしていて、自由になるお金があった頃には、
色々なブランドに憧れ、ちょこちょこっと、小物を購入していました。
基本、好きなものはあまり変わらないし、何年経っても好きなままなのですが、
ストラップが長すぎる、とか、靴の幅が狭くて足が痛い、とか、
ちょっとした不具合でも、気になるポイントがあると、
結局だんだん身につけなくなってしまいますね。
また最近は、ブランド物を身につけるよりも、ほどよく鍛えた身体で
似合うものをさらっと着こなす、という着こなしが良いな、と思っているので、
長年持っていた小物類も、手放すモードになっています。
オンラインで売買ができる、とあるアプリにて、
この、グッチのミニバッグとスカーフが落札されました。
このアプリは、GPSを利用して、近隣の人同士で売買を成立させるものなので、
送料が必要なく、直接待ち合わせをして手渡しできる、という点が便利な反面、
やはり知らない人と接しなければならない、という面では、
少し緊張や不安もあります。
こうしたブランドものの場合、やはり買い手が気にするのは、
「本当に、本物なのか。」という点。
写真だけで確証を得るのが難しいため、慎重に、色々なことを聞いてきて、
真偽を確かめようとします。
何度かのやり取りの後、やっと信用できたのか、引き渡し場所と時間を決定。
会って手渡しする約束をしました。
当日、時間通りに待ち合わせ場所に向かいます。
昼間に、人通りの多い、ウォルマートの駐車場を指定しました。
そこに現れたのは、やや古ぼけたセダンの助手席に乗った、
若めの男性。。。
男性があらわれたことに、ちょっとびっくり。
細かくあれこれバッグとスカーフをチェックする、その腕の内側には、
「死」と漢字で彫ったタトゥー。。。
きゃーーーーー!
この人何者?!
お金を受け取って車で戻る途中、あれやこれやと妄想が止まらない私でした。。。
家に着くと、アプリにメッセージが。。。
「ほかにもグッチのものをもっていたらご一報を。。。
僕はグッチが好きなんだ。。。」
残念、もう手元にはありませーん。(笑)
謎にスリリングな体験でした。