『ラーメン赤猫』終わっちゃいました。 | 上機嫌な日々

上機嫌な日々

「上機嫌に生きたい」けど、現実には文句とグチばかり。
ただただ日々の覚え書きなつれづれ日記。

楽しみにしてたアニメシリーズ、終わっちゃいました。

悲しい~~~!!

 

あんまり寂しいので記念に日記に残しておきます(涙)

 

TVアニメ『ラーメン赤猫』

TBSで2024.7.4~9.19まで全12話…じゃない、全12杯放送

 

 

〈ストーリー〉

ラーメン屋のラーメン赤猫は、店長の文蔵を始め、猫たちだけで切り盛りしてきた。

そこへ人間の女性、社 珠子(やしろたまこ)が就職面接に訪れる。

猫好きでない珠子だったが何故か採用され、まずは休憩時間に猫の毛をブラッシングする業務やさらには食器洗い等を担当する事になり、その日々の行動を通してラーメン赤猫で人間のように働く猫たちとそれを支える猫好きな人間達、さらには色々な客が訪れるラーメン屋で描かれるキャットフルコメディ。

 

※公式サイト⇩

 

 

↑楽しい~~♬

キャラクター紹介やOP&ED主題歌のPVや、

1-12の各話を「一杯目」~「十二杯目」って紹介してたり、楽しいですー!!

 

〈個人の感想です〉******************

 

原作は“アンギャマン”さんという漫画家さんにより『ジャンプルーキー!』に投稿されたあと、「2021年11月 ジャンプ連載争奪ランキング」で1位となり、『少年ジャンプ』のインディーズ連載権が与えられ、人気を博して「インディーズ連載枠」から「通常連載枠」に格上げ??になった・・・ようです。

 

↑?????

(ぜんぜんわからない…w)
 

『ジャンププラスぅ~~♬』というのはひところアーニャの声でCMよく見たけどw

なんか、ジャンプ界隈のヒエラルキー?って大変なことになってるのですね。

 

とにかく…それが単行本化してTVアニメにまでなったんですね。

 

なーんてことは今ウィキ先生のおかげで初めて知ったくらいですので、ではなぜにこのアニメに気づいたかというと、、、

 

TBSきってのミス・アニオタ佐々木舞音アナウンサーがラジオで、このアニメの主役猫“文蔵”役の(もちろん声です~)津田健次郎さんをゲストにインタビューしてるのを、たまたま聴いていたからなのです。
 

※ちなみに“文蔵”とツダケンさんは⇩こんなかんじww

 

 

まったく予備知識がなかったので…「えっ!?あーーーーんなに低音イケヴォなツダケンさんさんが…ねっ猫の役?

 

しかも主役??・・・ってまたも「?????」だったのですが、とにかく初回を観てみましたよー

舞音アナご推薦ですもんね。

 

そしたらハマりましたね~

とにかくね、もう、『ザ・やさしい世界』なんです。

 

猫さんと人間が共存して、猫さんが対等にラーメン店を経営して運営してるんです。

しかるべき(人間の)税理士さんとも弁護士さんとも契約してるから、権利もバッチリなんです。

つまり、想像してた「猫さんだけの世界のおはなし」じゃないんです。

お客さんもとりまくひと(?)たちも、人間なんです。


お店はお客さんに合わせてあるから、猫さんは小さくて届かないでしょ?

ちゃんと踏み台や調理カウンターを駆使してラーメンつくって提供してくれるんです。

しかも、飲食店で絶対に避けたい「猫毛をおとしてしまう」こと、、、

(まして“汁もの”に猫毛は…うぅぅムリ)

これ、なんと、「ヒミツの訓練」と、営業時間前の念入りな「ブラッシング」によって回避してるんです。

でもときにはラーメンに入ってしまうこともあるかもしれず、ちゃんとお店の壁に「ご理解の上お食事下さい」っていう注意書き貼ってあるんです。

 

⇩コチラ(うぷぷ)


で、ほとんどのお客さんは「猫ずき」さんなんです。

ラーメンのお味もさることながら、猫さんのお店ということが嬉しくて通ってるひとが多いんです。

(セリフはないけどいっつもいるサラリーマン風のおじさんがいたりw)

だから、おそらくちょっと猫毛が入ってるくらいでは「うわぁ~ラッキー!!」って思ってくれるお客さんも多いと思うんです。

 

でも“文蔵”はじめスタッフ猫さんたちは、そんなことに甘えず、訓練に訓練をかさねてブラッシングも丁寧にして…

なんと気高い猫さんたちでしょう。

じっさい、プロ意識がものすごく高い猫たち。

 

ラーメン屋台ひいてた先代のおやじさんの屋台に居ついてしまい、おじさんの役にたちたいと「招き猫」として役に立つべく頑張って言葉「いらっしゃいませ」を練習して(そう、言葉が喋れる猫と喋る必要のない猫がいる、っていう含蓄あるエピソードもあるんです)ラーメンの修行した、寡黙で渋くて照れ屋だけど優しい(素敵!まるで高倉健さん←古い)店長の文蔵さん(@オスの茶トラ)(@声ツダケンさん)も、

 

もとは横浜中華街のノラちゃんで舌が肥えてて、プロチームからスカウトが来るくらいESPゲームが上手いくて、ラーメンづくり修行中サブちゃん(@オスのクロネコ)も、

 

ホール接客担当で、あざと可愛くて大人気で、実は元アイドル・インフルエンサー猫だったんだけどSNSの人気者がある事件で一転・SNS炎上で攻撃されて辛い思いをして(てか飼い主ちゃんを辛い目にあわせたから)長毛なのを短毛に変えて、でもおなかのハートマークのせいで(おかげで?)元の飼い主ちゃんが会いに来て誤解を解くことができた、ツンデレアイドルのハナちゃん(@メスのシロネコ)も、

 

もとの飼い主である佐々木えりこさんにもらわれて、難病にかかった佐々木さんを献身的に看護と介護してお看取りして(そのエピ泣けました~)遺言により遺産を相続して(敏腕弁護士さんがついてて文句言われることなく(てかみな「彼が相続するのが当然!」って思うくらい献身的だった…)権利も大丈夫です)ラーメン赤猫を開店した経営者(CEO)であり接客にくわえ経理・事務全般をうけもつ佐々木さん(@オスのハチワレ・フルネームは“佐々木プリン”www)も、

 

そして忘れてはなりません!ワタシてきイチオシ♫

人見知りで恥ずかしがり屋で臆病で、動物園で両親が契約終わって故国に帰る時も自分の性格では海外ぐらしは無理だとひとり(いっぴきだけど)残って寂しいくらしをしてたときに佐々木さんにスカウトされたクリシュナちゃん(@メスのベンガル虎!)

彼女ですw

 

そう、渾身のチカラで打った「虎打麺」が大人気なんです。

人前に出るのがニガテだからめったにホールには出てこない分レアキャラ的なマニアック人気があって、たまに酔っ払いやヤカラが凄んで猫さんたちが困ってると姿をあらわし威嚇してくれて(内心は怯えてるんだけど…)もちろん相手は腰抜かして逃げていって、そんなレアなすがたに遭遇できたお客さんたちは大喜び…っていうシーンが大好きです。

 

あっ声は早見沙織さんです~~~!!!

最初はあまりに、虎なビジュアルとあの優しい声が合致しなかったけど、観てるうちにもうクリシュナ=早見さんの声としか思えなくなりました。

 

そうそう、アイドル人気のハナちゃんの声は釘宮理恵さんです。

息子なんて「おおっ、くぎみやヴォイス~~!!」って喜んでま

したww

 

そして最後に…唯一の人間スタッフです。

主役が文蔵なら、ヒロインはこの、やしろたまこさん。

メガネ娘で素朴で気取らずなにごとにも一所懸命なケナゲなたまこさん。

実は最初に勤めた広告代理店の孫請け会社がブラックでひどいパワハラにあってすっかりこころ削られて辞めてからも自信喪失なままだったのですが、ラーメン赤猫になる前の店主だったおばさんの紹介で面接を受けてまずはアルバイトからはじめました。

出勤して掃除してみんなをブラッシングしてからクリシュナさんの麵打ちを手伝って開店したら皿洗い(←猫好きのお客さんの手前、黒子の衣装と黒い布で顔をかくして…←皿洗いやりにくいよね凹)、、、というなかなかハードなバイトなんだけど、誠実に真面目に頑張ります。

とくに「ブラッシング」です。。。ブラッシングには人柄が出るんですねw

手をぬかず、とくに大きなクリシュナさんの全身をブラッシングするのは筋肉痛になったり疲れてしまうのですが、それでも自分もラーメン赤猫の一員として役にたつべく矜持をもって一所懸命ブラッシングするのです。

初対面のひと(猫も)にきびしいハナちゃんも、最初は壁をつくって「アンタ」呼ばわりなのに、だんだん「やしろさん」呼びになり、最後のほうは「たまちゃん」って呼んでもらえてうれしいたまこさん♫

もとのお仕事を活かしてクリシュナの「虎打麺」(↑)のポスターをつくったおかげで大人気になるなど、とっても貢献してます。

でも前のブラック会社で受けた仕打ちがトラウマなままなのですが、最終回!その会社の「イヤーーーーーーーーな元上司」と同僚?が酔っぱらってお店にあらわれ、たまこさんトラウマがよみがえってビクビク怯えてしまい、覆面してるから大丈夫って耐えてたら声で「おまえヤシロだろ?(酔)」ってバレてしまい、怯えが最高潮に達してしまいます。(がんばれーーーたまちゃん!!って手に汗にぎりました)

でも「おまえドンくさかったからな~」なんて自分の悪口言われてるうちはこらえてたのですが「だからこんな、猫なんかがやってる店じゃないとつとまらないんだろーー??(酔)」ってお店や猫さんたちのことをからかわれると、ついに「バカにしないでください!!!」って声を張り上げることができたのです!!!

居合わせたお客さんたちも苦々しく見守ってたのですが、ついにお客さんたちもたまちゃんや猫さんたちに加勢しクリシュナまで登場するにいたって、元同僚(?)が元のクソ上司(しつれい!)をつれて逃げ出します。

はぁーーーースッキリしたっ!!!

いま、ほんとうの、自分の居場所だと思えてる「ラーメン赤猫」をけなされたときにはじめて毅然と言い返すことができたんですね、たまちゃん。

よかったね、そんな居場所ができて。

 

そう、ラーメン赤猫では、お互いがお互いを尊重しあってるんですよね。

最初に書いた「ザ・やさしい世界」が沁みます。

(そんな、やさしい世界であってほしい…現実世界も凹)

たまちゃんも、相手が、猫だからとか虎だからとか人間だからとか、で差別も区別もしないんですよね。

ナチュラルなやさしさのひとなんですね。

 

お客さんたちも(大食い猫好きおねえさんはじめw)お隣のバーのマダムも(BARラット←ネズミじゃないかww)猫好きすぎて常軌を逸してるから敬遠されちゃって変装してまでお店にくる弁護士おねえさんも猫アレルギーで防毒マスクつけてお店のしつらえやたまこのための食洗器を修理してくれる城崎くんも、、、

おんなじ、やさしい世界です。。。

 

 

例によってすっかり長くなりました凹

ああーーーやっぱり寂しい~ラーメン赤猫に会えないのは凹凹

 

最終回でたまちゃんは、アルバイトから正社員に昇格しました!

喫茶店で弁護士さんと正式契約をかわしたあと(←やっぱりちゃんとしてます!ホワイト職場です♫)お店に出勤すると、猫さんたちがクラッカー鳴らして「おめでとう!!!」ってお祝いしてくれました。

たまちゃんは笑顔だったけど、なんかコチラは涙涙…

よかったね、当然の昇格です。

めっちゃがんばったし、めっちゃ貢献してるもの。

 

そんな、甘いだけじゃない、人間さんにピリリとくる辛辣さも織り交ぜた、でもやさしいやさしい『ラーメン赤猫』・・・

 

ぜひぜひ、つぎのシリーズを待望いたします!