フランクフルト・ハーン国際空港は、フランクフルトの名を冠しながらフランクフルト国際空港から115kmも離れており、全くフランクフルトではないのです。

日本でいうところの羽田第三ターミナルみたいなもので、アラブ系の乗客率が90%みたいな空港でありました。

ドイツなのに既にモロッコみたいな場所で、白人の夫より、私の方が自然に馴染んでいた。


1500円相当のぼったくりケバブ↓


1時間の遅延ののち、無事に21:00ごろに飛行機は離陸し、3時間のフライトののちにモロッコはナドール(Nador)に到着。


自国民と外国人を区別するブースがないのか、パスポートコントロールは異様に混み合い、空港の外に出る頃には午前0時を過ぎておりました。


ナドール国際空港はナドール市街地からは20km以上離れているけど、とてもきれいな新しい建物でありました。


事前にタクシーをお願いしていたので、スムーズにナドール市街地のホテルまで連れて行ってもらえてよかった。



翌日はチェックアウト後に荷物を預け、ナドール市街地を散策しました。


ナドールは地中海に面した小さな港町。


ブーアレグ潟湖という巨大な潟湖を有しており、まるで海のようでした。



カサブランカやマラケシュに向かう長距離列車も1日に3本ほど走ってるらしい。

やたらと豪華な駅舎はフリーWiFiがあるのでありがたい。


市街地に戻り市場を眺めたりしながら散策を楽しみました。



この牛肉の角切りと野菜を煮込みまくった鍋みたいなやつがめちゃめちゃ美味しかった。


このペパーミントティーが野生味があって美味しかった。


ナドールの街には野良の犬や猫がたくさんおり、別に大事にされてもいないけど邪魔にもされていないような感じでその辺にごろついていました。

この親子は可愛かった。

全員模様が違う。


昼間は閑散としていたのに17:00ごろになると急に街が活気を帯びて、車のクラクションがやかましい。

やたらと集まる国民性なのか、道路の真ん中でちょっとした接触事故があったらしく大人が10人くらい集まって、あーでもないこーでもないと話し合っていました。



ナドールは地中海に面した小さな街ですが、北西に地中海を越えてヨーロッパ大陸に渡る港が2つあるのです。

一つはナドール港、もう一つはその隣にあるメリラというスペイン領の街にある港。

私たちはナドール港から地中海を渡りスペインのアルメリアに向かうフェリーに乗ります。


スペイン領のメリラからはちょっと豪華な客船があるのですが、ナドール港は掘建小屋みたいなターミナルでありました。


ここで3時間ほど待ち、荷物検査のゲートが開くと烏合の衆と化した乗客が入口に殺到するという。


並ぶという文化はドイツにもないから、あんまり違和感もないけど、モロッコのすごいところは他人でも旧知の間柄のごとくフレンドリーに会話が始まるので、知り合いのような顔をしてしれっと割り込んでくる。

休暇中だから、これをおもしろいと思えるくらいの心の余裕があってよかった。



ナドール港からは難民がヨーロッパに押し寄せないように、ものすごくパスポートコントロールが厳しかったです。

港に入るまでに2回、ターミナルでは荷物検査と税関で1回ずつ、さらに乗船前に1回と計5回パスポートとドイツの滞在許可証を確認されました。


ナドール港(モロッコ)からアルメリア港(スペイン)まで約7時間の旅は、Aromas Transmediterraneaというフェリーの個室を予約しました。

というか、個室が座席しかないらしい。


このような個室で、シャワートイレ付き。

窓側の方がなぜか安く、1人70ユーロほど。


もちろん食堂もあります。

22:00過ぎてたけど夕ご飯食べてなかったので、サラダと魚の煮付け定食をいただきました。

飲み物2本、ヨーグルトかフルーツ、メイン2品(わたしはサラダと煮魚)で14.50ユーロ。

温かいものが食べたかったのに冷えていた。。



この日も深夜1時ごろに就寝しました。
朝起きたら地中海の向こう側にいるはず。

あっという間のアフリカ大陸でありました。
ジブラルタル海峡も渡りたいし、アフリカにはまた絶対に来てみたい。

憧れの大陸を少しだけ踏みしめることができて、サバティカルの九州ひとり旅以来、久しぶりにどきどきが止まらなかった。


また会う日まで、さようならアフリカ大陸!