スペインのCabo de Gata(カボ・デ・ガタ自然公園)で年末を過ごしています。


2024年12月30日の朝日。


カボ・デ・ガタは、イベリア半島最南東に位置する自然公園で、地中海に面した海岸沿いは新生代の海底火山から成るという。


大きく分けて二度の大きな火山活動期があり、その間の休火山期間に海底では珊瑚などが静かに堆積。

このため、玄武岩質安山岩と流紋岩の火山岩に石灰岩がサンドイッチされているらしい。



歩くのが楽しみであります。


1 Castle of San Pedro to Las Negras

Las Negrasという港町からスタートしてSan Pedroビーチを目指し北上するトレイルを歩いてきました。


高低差がほぼない10kmの周回コース。

途中までは火山岩のトレイルを歩きます。


火山の山々がダイナミックに広がる景色がすごい。阿蘇を思い出しました。


途中からは中新世の石灰岩が転がるエリアにかわります。

二枚貝の化石たち。


最後に見えてくるのは美しすぎるビーチと青い青い地中海。


見えてからが長いんです。


このビーチにはヒッピー的な人々の住居があるらしく、途中でも裸足の集団とすれ違いました。

こんな場所なら、私だって住みたい。

珊瑚の化石↓


途中の休憩を含めて3.5時間ほど歩いてハイキング終了。



2 Playa del Playazo loop from Las Negras

こちらのトレイルもLas Negrasの港町から始まり、南下する。


最初だけ急だけど、一旦登ったらあとは海岸沿いの平坦な道をダイナミックな景色を楽しみながら歩けるイージー・トレイルです。


地中海に侵食された海洋生物を含む堆積岩は彫刻のようにおもしろい形をしています。


ちょっと横に逸れると剥き出しの岩石に無数の化石が詰まっている。


新生代以降なので、アンモナイトやべレムナイトなどの古生物はおらず、ほとんど腕足類や珊瑚、二枚貝などの化石↓




ビーチで折り返しなのですが、海藻が漂流してものすごい磯臭い。


帰り道はトレイルを外れて岩を歩いてみました。


風と潮による浸食作用は長い時間をかけて自然の造形美をつくりだす。

とんでもなく気長なアーティストであります。



2時間弱の短いハイキングでしたが、1年の締めくくりに相応しい美しすぎる景色に大満足。

大晦日はあんまりはしゃぎたくないので、ちょうどよかった。


港町で海老を堪能してアパートに戻りました。

今晩は大晦日です。