『二月三十日』 曽野綾子
 

 
絶版?だとしたらかなりもったいないえーん
新潮社から出てるけど、HPでヒットしませんでしたハートブレイク
 
~ 抄録 ~
宣教の夢破れた異郷で、絶望の淵に沈もうとしていた修道者が書き残した、
本当はある筈のない日付の日記…。
出会いと別離、憎しみと悲哀、裏切りと貧困、病苦と戦禍、そして信頼と愛。
人間が、一つの運命に直面する「その時」を達意の筆に捉えて、
いま、この人生という旅を続ける者を見守る道標とも言うべき、13の短篇小説。
地球あしあと
 
2月30日という有り得ない日付のタイトルから
ファンタジーなものをイメージしていましたが、全然違いましたタラー
 
淡々とした文章で、知らずに読んだら男性作家さんが書いたと思ったかもしれない男性トイレ

読んですぐ感情が揺さぶられる感じではなかったのに、

じわじわ時間をかけて感情の芯を突かれたような印象

自分に与えられた環境から目を背けてはいけない、しっかり向き合いなさい物申す

と言われた気分

 

この本と出会えたことに感謝流れ星