『その女アレックス』 ピエール・ルメートル
久々の海外サスペンス
舞台はフランス、若いオンナが主人公、
というオシャレ感はすぐに吹き飛びました
450ページ近い長編なのに、40ページくらいで、
あれ?展開早すぎん?話終わっちゃわん?この後のボリューム多すぎん?
と、最後まで読めなかった本行きかとも思ったのですが、
まさかの怒涛の展開


通勤や昼休み、病院の待ち時間とかで途切れ途切れ読んでいたら、
あれ、なんでこうなってたんだっけ、ってなりながら、
読了に1ヶ月かかってしまった
仕事も予期せぬヘビーなものを背負い込んだタイミングだったので、
9月はどんより終わってしまいました
でも、単なる謎解きでなく、人物の心の揺れ動きの描写も多く、
読了後は、満足感と、もはや達成感さえも覚えました
訳者さんよくこの長編こんなにうまく訳したね、さすがプロ
ただ、サスペンスは、キモチにゆとりがないと読めないな、と思った
しばらくほんわか系読書に戻そうっと
もうさ、表紙が怖いよ
