『本屋さんのダイアナ』
柚木麻子 著 新潮社
 

 
「大穴(ダイアナ)」という名前。
金色に染めた髪、行方知れずの父親。
孤独なダイアナに本の世界と同級生の彩子だけが光を与えてくれた。
 
という抄録に惹かれて、手にしてみました本
表紙がかわいい~ラブ
 
「孤独な"ダイアナ"」っていう時点で気づけよ、って感じですけど、
さすがに「大穴」という漢字の字面から、まさかそれが下の名前だとは思わなんだ~アセアセ
変わった苗字…と思ってました
勝手に、大穴さんっていう書店員さんのお話だと思ってたら、全然違ってたアセアセ
 
彩子の父親とダイアナの母親が昔からの知り合いだった、
彩子とダイアナを通して偶然再会した、

彩子がお受験する名門女子中学校が、ティアラの母校だった、

ダイアナの、父親との再会の場面、

などなど、色々と、現実にはない物語感でありながら、
無理して名門中学に入ったみかげちゃんがドロップアウトしちゃったり、

優等生だった彩子が大学でヤリサーに入って道を踏み外しそうになったり、

ヤンキー公立中学に進学した地元の武田くんとダイアナの関係とか、
めちゃくちゃ現実にありそうな部分もあって、
結論、めちゃくちゃ好きな感じの本でしたラブラブ
 
大人になったダイアナと彩子のおハナシも読んでみたいニコニコ