『友がみな我よりえらく見える日は』
上原 隆 著 幻冬舎アウトロー文庫
 

 
なかなか興味深い一冊だった目
公団住宅とかに住んでたら、ひとりくらい、いるんじゃないだろうか
自分が知らないだけで、ワタシの友だちにも同じような人いるんじゃないだろうか
 
ほんとに、みんなえらいなぁ
それに比べてワタシは、、、 と思った
でも、この「それに比べてワタシは、、、」と思ったキモチは、
決して卑屈でもいじけた気分でもなく
なんなんだろう、皆それぞれ、人それぞれ、色々抱えて生きている、
自分は自分だよ、誰かと比べてこうでなくちゃいけないとかではないんだよ、
と訴えかかけられるものを感じた
 
みんな、なんだかんだ必死で生きている、普通の人
だけど、普通ってなんだろう
 
深い、じわる、一冊拍手