『あすなろ三三七拍子』
重松 清 著 毎日新聞社
 (文庫では、上下巻に分かれてるんですね)
 
押忍びっくりマーク
 
ドラマ化してたとか、全然知らなかったタラー
図書館で、なんとなく気になって、でもずっと、
本の分厚さ、しかも、1ページが上下段に分かれているってことは
かなりの長編、と思って、借りるの躊躇してました
 
ようやく心にも仕事にも少しゆとりができてきたので、思い切って読んでみました本
 
 

 
なかなか読み応えあったけど、
おもしろくって、退屈になることもなく、
う~ん、続き読みたいけど、今日はここまでかな、と思いながら
数日かけて読みました本
 
あすなろ大学の応援団のお話だから、あすなろ三三七拍子学校フラッグ
 
応援団の廃部危機を救うため、40過ぎたおっさんが、会社命令で
社会人入試を受け、(という入りが、めちゃくちゃさらっと書かれていて)
おっさんが応援団の団長になってからのお話フラッグ
 
昭和を懐かしむおじさまたちと平成の若者の物語って感じだったな~照れ
 
吹奏楽部が、応援団のラッパ隊に駆り出されたくなくて、
純粋に音楽をやりたくて、退部していく人がいるとか、
部長が、今年度から応援団との活動はしませんって言っちゃったり、は、
おハナシとは言えちょっとびっくりびっくり
いやいや、ワタシ、高校野球の応援やりたくて、高校も吹奏楽部入ったからね野球
だから高校では、クラリネットからトランペットに鞍替えしたからね野球
コンクールチームと応援団チームがあったら、応援団チームでらっぱ吹きたかったくらいてへぺろ
 
チアのキャプテンが、いい味出してたな~グッ
自分が怪我しちゃったのに、それを機に飛ぶのが怖くなっちゃったトップの子に申し訳ないって思ったり、
でも、怖くて飛べないっていうのは、土台組んでる仲間を信頼してないからだ、
ってフツフツと怒りが湧いちゃったり、
青春だな~ 友情だな~ 仲間っていいな~ とじわじわきちゃったおねがい
 
ところどころ版画風イラストがさしこまれていて、それがまた昭和でいい感じ
これ下矢印は同世代のOBふたりにしごかれている様子笑い泣き笑い
 
なかなかおもしろかった音符
押忍びっくりマーク笑