『羊と鋼の森』宮下奈都 | 単行本 - 文藝春秋BOOKS (bunshun.jp)
あぅ おぉ
なんでもっと早く読まなかったんだよぉぉ、ワタシ
表紙の羊がかわいくて、発売当初から気になってたのよね~
確かに、上前板を開けたピアノは羊(フェルト)と鋼と木でできている、
『羊と鋼の森』って言ってるけど、要は『ピアノ』じゃーん
読み始めるまで、全然気がつかなかったよ、作家って、すごいなー
『ピアノ』ってタイトルじゃ、手に取ろうと思わんかもしれん
この本を読んでいる時間、とても幸せな時間だった
終わらなければいいのに、と思った
ここまで深く入った、心にしみた本は本当に久しぶり
「明るく静かに澄んで懐かしい文体、
少しは甘えているようでありながら、きびしいものを湛えている文体、
夢のように美しいが現実のようにたしかな文体」
文人原民喜のコトバとして作中で紹介されているんですが、
"文体"のところを"音色"に変えたり、"存在"に変えて、ワタシもこうありたい
深いな~と思った文章
何かを我慢してピアノを弾くのではなく、努力を努力とも思わずに努力していることに意味があると思った。
努力していると思ってする努力は、元を取ろうとするから小さく収まってしまう。
自分の頭で考えられる範囲内で回収しようとするから、努力は努力のままなのだ。
それを努力と思わずにできるから、想像を超えて可能性が広がっていくんだと思う。
そうだね。
深い。あっさり書いてるけど、重い。肝に銘じよう。
文章にしてくれて、ありがとう
津田沼パルコを眺められるエクセルシオールにて
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