『乗りかかった船』
瀧羽麻子 著 光文社
 

 

造船といえば、常石船
舞台は北海道から神奈川に進出してきた中堅造船会社だったけど、常石造船に取材したらしい船
スピンオフのスピンオフのスピンオフの、、、
って感じで、同じ造船会社で働く様々な人の思いとか人間模様とかが描かれていて
 
ひとくちに造船会社と言っても、
当たり前だけど人事部とか営業部とかあって、
当たり前だけど希望の職種につけない人だっていて、
湿っぽい話もあって、でもそういうの全部ふっ飛ぶ爽やかさ波
 
なんか風を感じる、海風を感じる読後感も爽やかな余韻残る良作でした拍手
瀧羽麻子、ハマったOK