前評判が、あまりに悪かったので、気になっていました。
だいぶ軽いタッチの作品で、これはこれで面白かったんですが、若干下ネタがひどいですね。なんか子供の下ネタかよって感じがいろいろと散らばっていて、そこはきつかった。
結構豪華な役者さんがどんどん出てくるのですが、120分では足りなかったのか、もっといろんな役者さんをしっかり見たかったという感じも。ただ、序盤閣議のところで、画面内に「○○大臣」というプレートを入れながら、該当の人が話をされているのは、とてもわかりやすくてよかったですね。
大怪獣のあとしまつなので、大怪獣が死んだところから始まるんですが、この前の大怪獣と人間の攻防も見てみたかった気もする。変に権力争いみたいにもなっていましたが、単に大怪獣のあとしまつに右往左往する姿だけを描いても面白かったのでは。やっぱいろいろ盛り込みすぎたのではという感じで、さらっと見るにはよいですが、お話には入り込めなかったなぁという印象ですね。
山田涼介さん演じるアラタがもしや!ウルトラマンになるのか!?と終盤若干期待したのですが、ならなかった。。。アラタは一体何だったのだろうか。もしも生還したら話すといったのだが、生還したかもわからないので謎が謎のまま!
小学生の男子がみたら下ネタ的な部分で面白いのかもしれませんが、大怪獣も出てくるし。おとながきちんと見るにはなかなか厳しかった印象ですね。いい役者さんそろえてたのになぁ。こういう作品もたくさんある映画の中ではもちろんあるんですが、公開時に広報にめっちゃ力入れてお金かけていた感じもあったので、それを期待値にしてしまうと微妙だなという印象。ミニシアター系ならありだと思うけど、この役者さん陣をそろえられないよな。。。難しいところね。
「松竹と東映による初の共同製作作品」だったのか。。。頑張れよー日本映画ー。
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監督:三木聡
出演:山田涼介、土屋太鳳、濱田岳 他
2022年/日本
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