今回は香港というよりも中国色の強い作品。
アンディ・ラウはもちろんですが、オキサイド・パンは『the EYE 【アイ】』がとても好きなのもあって楽しみにしていました!
さて、今回のアンディさんは?
最近、アンディ・ラウいろんなもの背負わされすぎてないか?
『バーニング・ダウン 爆発都市』と『カウントダウン』で香港壊滅の危機を救い、今回は香港舞台じゃないなと思ったら、ハイジャックされた飛行機を一人で守ってた。めっちゃアクションもあった!若いけど、若いけど、でも年齢で言うとおじいちゃんだからな笑 そして、関係性の悪い娘さんがだいたいいる笑
ハイジャック犯がポンコツだったり、それは、助からないだろうでも助かるみたいなお約束も盛りだくさんですが、でも細かい伏線はきちっと回収していくというその匙加減が面白かったです。ストーリー全体としてはわかりやすくて、ポンポン展開していくのは心地よくて面白かった。
特に最後の飛行機の着陸のあたりはNetflix版の『新幹線大爆破』並みのワクワク感。めっちゃ楽しかったです。でも、さすがにアンディ・ラウ助からないでしょうと思いながら笑 着陸のくだりめっちゃよかったなぁ。エンドロールでメイキングもありましたが飛行機の模型とかもめっちゃお金かかってそうな感じもすごかった。
ただ、カメラのカット割りが古風だったり、アクションの時の映像のつなぎ方が早くてついていけなかったのはちょっと残念だったかな。ちょっと前に『プロセキューター』を見ていたのもあって、やっぱりドニー・イェンのアクションはとても見やすいし、見ていてわくわくする感じが天才なんだなと改めて思いました。
しかし、オキサイド・パンは目が見えない人がよく登場する気がするんだがなんでなんだろう。
このミニシアター系よねという感じの中国・香港映画、とても好きなやつです。
シネコンは張芸謀とか陳凱歌にお任せでいいのよ笑
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監督:彭順
出演:劉德華、張子楓、屈楚蕭、劉濤 他
2024年/中国・香港
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