『うん、実はね・・・・』


『大好きだった彼氏が浮気して・・・ふられちゃったの・・』

これだけ聞くと、良くありがちだなパターンだなーと思いましたが
さらに話を聞いていると、驚くことを言いだしました。

『何がきっかけかわからないけど、他の人格があるみたいで』
『かまってちゃんの人格に彼氏があきれちゃったみたい・・・』

と、言うことでした。


多重人格・・・情報としてはありましたが、実際にまのあたりにするとは
思わなかったです。

有名な所だと、「ジキルとハイド」「多重人格探偵サイコ 」等があります。
他の人格に変ってると、一般的には記憶が残らないってことが多いそうですが
この子の場合、何となく記憶があるそうで、そのせいで後から落ち込んだり
することが多いそうです。


話は戻ります・・・


昔から同じ理由でふられることが多かったようですが
この彼氏は両親公認で家に泊まったりしていたりで
結婚するならこの人だろうなーってとこまで行ってたそうです。

より好きな感情が大きかったのが、ふられた時のショックも
大きかったようです。


このような感じの話をしてその日の電話は終わりました・・


                                (続く)

----------------------------------------------------------------------------
はじめに、「鬱病」などメンヘル的な内容がでてきますが
決して偏見などはありません。色々経験し、しっかり理解していると思っています。
----------------------------------------------------------------------------

それは仕事にて大阪出張していた時の出来事です


・・・・・

・・・・・

・・・・・


私はIT系企業に努めている26歳の男です

その日は作成したプログラムを現地に導入する為に、大阪に向かっていました。
初めての一人での出張だったので不安もありましたが、初めての大阪と言うのもあり
ある意味楽しみでもありました。


現地の作業場所に到着すると、そこには見慣れた担当者の方が出迎えてくれました
この担当者の人とはプログラム設計の時期に私の会社へ出張に良く来ていた為に
結構仲良くなっていました。


作業準備が進み、さーテストをやってみようと言うことになり
ある程度のテストを行い、多少の問題はあるものの予定通りに
作業が進んで行き初日の作業が終わりました。


翌日も朝からテストを行い順調に進んでいき
ちょっと気分転換にインターネットでもやろうと思い
家でもやっていた「チャット」と検索しあれこれ見てまわっていました。

いくつかのサイトを見ていると気になるページが見つかりました
それは「鬱病チャット」といい、あまり普段ではないようなキーワードにひかれ
さっそく入ってみました。


その当時、鬱病ってあまり良いイメージはなかったので軽くやったら
すぐ閉じちゃおうと思っていました。しかし、ちょっと話してみたたところ
意外と普通のチャットの人と変わらないなというのが第一印象でした。
何人かの人と話をしてその日は何事もなく終わりました。


翌日、作業の最終日ということで朝から引き続きテストを行い
お昼御飯を食べてお昼休みに昨日いった「鬱病チャット」の方に
行ってみました。


そこで運命的な出会いがありました・・・
その子のチャットでのNM(ハンドルネーム:名前みたいなものです)は
「月」と書いて「ゆえ」と読むということで、何かの漫画のキャラクターから
取った名前だそうです。


それから色々とお話をし、『実は鬱病なんだよねー』とか軽く話していて
その時は冗談っぽく話していたので、特に気にしなかったので普通に話していました。
その後、お昼休みが終わったので、『また話そうねー』ということになりそのチャットは終わりました。
午後の作業に入り予定通り作業を進めていき、早めの新幹線にて帰ることにしました。


数日後・・・普段通りの暮らしも戻ってきて、すっかりチャットのことも忘れていたころ
ふと「ゆえ」のことを思い出し、「鬱病チャット」の方へ行ってみました。
「ゆえ」はチャットにおり、「ひさしぶりー!」と言うような話から入っていき
結構話が盛り上がってためメアドの交換でもしようかーということになり
お互いのメアドを交換しました。その後、何回かメールの交換を続けていて
電話で話そうかってことになり、電話番号を教えてもらい話すことになりました。

今でこそ女性と普通にはなせますが当時、結構話すのが苦手だったため
ドキドキしつつも、「ゆえ」の携帯電話に掛けてみました・・・


『もしもーし」『もしもーし』すると、『もしもーし』と声が聞こえてきました。
その後、たわいもないような世間話のような話をしていると
「ゆえ」が『この前話した、鬱病ってのは本当なんだよねー』と急に言いました。
その声は非常に明るく、声を聞く分にはそんな「鬱病」とは思えないくらいでした。
聞いちゃいけないと思いつつも、『どうして「鬱病」になったの?』と、訪ねてみました


『うん、実はね・・・・』

                            (続く)