今回私が投与するリュープリン」について説明します。


リュープリンは、子宮筋腫に用いられるホルモン治療(GnRHアゴニスト療法)

1つで、女性ホルモンの分泌を押さえるという治療方法です。


排卵(月経)を止めてしまうことから偽閉経療法とも呼ばれ、

過多月経による下腹部痛や貧血の改善、筋腫の縮小等に効果があります。


また、子宮の手術は出血が多くなるため、

腹腔鏡下手術時には出血を抑える目的で使用されることが多いということです。


そして、女性ホルモン(エストロゲン)低下による副作用が強いことから、

基本的には6ヶ月(1クール)以上の連続投与はできないと言われています。

(投与を中止すると月経も再開し、筋腫は数ヶ月で元の大きさに戻る)


私は3ヶ月接種しました。 


通常成人の場合、4週に1回リュープリン1.88を皮下注射しますが、

体重が重い、筋腫が高度等の場合は、リュープリン3.75を投与すると

いわれています。


体重が50kg未満の方の場合はリュープリン1.88だという話を聞いていたので、

50㌔をかるく越し筋腫は10cmの大きさをもっている私は

てっきりリュープリン3.75だと思っていましたが、リュープリン1.88でした。



先生にそのことをお聞きすると、

私のリュープリンの接種目的は、筋腫を小さくするより、

手術時の出血を抑えることの方が重要だったようです。



それに、リュープリン3.75になれば、費用は倍だし、

副作用もキツイですから…。



一番心配な副作用は、

のぼせ、肩こり、頭痛、脱力感、便秘、 むくみ、神経過敏、しびれ、

胃部不快感、にきび、悪心、不眠、うつ状態、動悸、肝機能障害、

筋肉痛、下痢、めまい、腟の乾燥、不正出血

などが出てくるといわれています。


私も何個か該当する症状がでました。

それはおいおいお伝えします。


さらにリュープリンは、糖尿病の発症・悪化があると言われています。

私もリュープリン接種が全て終了した術前検査の尿検査で、

初めて糖が少し出てました。

気をつけないといけません。


初診の秋から季節は変わり、春になりました。


手術はまだまだ先… 

なんて思っていたので久々の再診はドキドキ 目

再診は予約制のため、待ち時間は遅くても1時間くらい。


診察室へ入ると、初診と違ってA先生お一人でした。

半年ぶりということもあり、初めて内診がありました。


内診って何度やっても嫌ですよね。

でもA先生の診察は患者(私)に不快感をもたせなかったなぁ。


大きさは半年前と変わらず、10cm×8.5cm。


そして


本来、私の年齢なら子宮全摘が望ましいのか?

核腫のみなら多発性の私はすぐ再発するのか?


を聞いてみました。


A先生は、


「全摘も核腫のみも自分のしたい方でいいんです。

 医学的にどちらがいいというわけではありませよ。」

「さえさんが今度再発しても年齢的に巨大化するまでに閉経を迎えます。

 もしまた筋腫ができれば、小さいうちから漢方薬などで対応できますよ」


と答えていただきました。

A先生の話を聞いて、まだどこかで揺らいでいた気持ちが

完全に固まりました。


A先生に「核腫のみ摘出」で手術をお願いしました。


いよいよ、次回はリュープリン接種スタートです。


1回目は月経時に打たなければならないので、

月経日の予想を先生として予約をしました。


最初のレディースクリニックの女医さんに、

子宮全摘と言われ、ショックを受けた ショック!



大学病院の先生は、

子宮全摘出でも筋腫のみでもどちらでもいいよ、と言った ニコニコ

その選択は、手術までに決めればいいと…。



今まで私は、「全摘」に大きな拒否感があった。

しかし色んな情報をみて、それらの2つの選択はいろんな考え方が

ある事もわかってきた。



○子宮を摘出してしまえば、今後子宮がんになる心配はいらない。


○月経痛が酷かった人はその辛さから逃れられる。


○筋腫のみの摘出手術は、また再発する可能性がある。

  まして私は「多発性子宮筋腫」なので筋腫ができやすい体質だろう。



40代以上の人は子宮全摘の方が多いらしい。


40代になると、大抵の場合出産を終えている。

もし、子宮が出産のための臓器だととらえたら、必要のないもの

かもしれない。



私は出産できなかった。

女性としての役目を果たせなかったのかもしれない。


うまく自分の気持ちを伝えられないが、

子宮は必要なかったのかもしれないけど、反対に残せるものなら

意地でも残してやりたい、というのが素直な気持だと思う。

子宮は出産だけのものではないはずだ。


それに、必要ない臓器ってあるのだろうか。

機能できるものであれば残してあげたい。


一番強く思ったのは、

子宮の大きな病気で残したくても子宮を残せない人もいる中で、

子宮を残せる選択肢があるのに全摘をする気持ちにはならなかったこと。

選択できるだけ幸せなんだ、と思えたこと。



気持ちは「子宮筋核腫のみ摘出」と決め、

あっという間に半年が過ぎた。



MRI画像をみて、紹介状に目を通すA先生。


「大きかったから大変だったでしょ。

 手術はしてもしなくてもどちらでもいいよ。」


えっ? しなくてもいいの? えっ


患者を不安にさせない言い方だった。


でも手術はしなくてはいけない筋腫の大きさだし、


もう手術する気持ちできているので、腹腔鏡下で手術をしたい


ことを告げました。



「大丈夫、腹腔鏡下で手術できますよ!」



この大学病院は大きい筋腫も腹腔鏡下手術をしてくれる情報が

あったので受診したわけだけど、一応、前のクリニックの医師に


10センチ超えてる大きい筋腫でおへその辺りまであるから

腹腔鏡は無理だろう


と言われたことも伝えました。



するとA先生は、


「そんな事を言ったの~?私ができるっていうのだから大丈夫!

 今日来られた方の中には、私もできない、って断った方もいたけど、

 あなたは大丈夫!」



前もって調べた情報では、この教授は子宮筋腫の腹腔鏡下手術の

術数も多く、他の病院では断るかなり大きな筋腫も腹腔鏡で手術

してくれるということでした。


でも、どんな筋腫でも受け入れる訳ではない、ということも

伝えてるんでしょうね。

そんな方に大丈夫だと言われて安心しました。



あと、子宮全摘って言われたんですが…


と言ってみた。

「子宮全摘でも筋腫核切除でもどちらでも自分で選択すればいいですよ」

「どちらでも可能ですよ」


物腰が柔らかい対応、患者の希望にそった治療を受け入れる姿勢に

自然に涙が出てきました。


子宮筋腫ぐらいで… 涙 しょぼん と思いますが、

大学病院のこんな偉い教授がこんなに丁寧に患者と向き合って

くれることにも感動したのと、きっと今まで誰にも相談できず、

気がはっていたんだと思います。


このA先生に執刀してもらいたい!!


手術をすると決まれば、まず手術ができる日をA先生が確認しました。

話には聞いていたけど、今回の9月末の受診の時点で翌年の夏まで

手術はとれませんでした。


その日をおさえ、腹腔鏡下手術のつきものであるホルモン注射

リュープリンを術前3ヶ前から3回接種することに決まりました。



この日はMRI画像や紹介状で状態を把握できたのか、

内診はありませんでした。

時間制限なくゆっくり質問に答えていただき、30分くらいで終了。

次の診察は春です。それまで何もしなくていいらしいです。


悩み迷っていたものがなくなり、とても楽になりました。


帰宅後、初めてダンナに手術をすることを伝え,

まだ先だけど、手術日だけは会社を休んで付き添って欲しい

とお願いしました。




初めての大学病院での診察。


初診は予約ができないらしい。

お目当ての先生が初診診療を行う日、朝9時に病院へ着くよう

出かけました。


1階総合ロビーで受付をし、

別館の産婦人科診療クラーク(事務受付)へ移動。

婦人科、産科受付は一緒で、診察室前ソファは100人以上座れるのに、

すでに一杯。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ



産婦人科クラークでの受付をすると、

受付横の血圧計で血圧を測るように言われ、3枚くらい記入する問診票と一緒に

血圧の数値票を受付へ提出しました。



あとからわかったんですが、この曜日は劇的に混む日らしいです。

殆どが私と同じお目当ての先生が唯一初診受付をする曜日だからです。


私と同じように、先にMRI撮影をしてきているのでしょう、

大きなMRIの画像フィルムが入った紙袋を持参している人も多かったです。



大学病院の待ち時間は長いとは聞いていたけど、長かった~。(;´▽`A``

初診は先に個室に研修医のような先生に呼ばれて

今までの病歴、受診の経緯、子宮がん検査受診の有無などの問診があり、

ここで紹介状のみ提出しました。


この問診が11時すぎだったと思います。



そこからがまだ長かった…。

今は個人情報保護法の関係か、患者は番号で呼ばれることが多くなった。

問診呼び出しはマイクで名前呼び出しだったけどね(´∀`)


待っている間、読書でもしようと用意していても読む気になれず。

トイレに行くにも、その間に呼ばれたら…と思うし。


14時半の呼び出しまで食事にもいけず、じっとソファに座ってました。

まわりの人もそんな感じでした。



自分の番号が表示され、大きなスライドドアを開けると

6部屋くらい部屋が続いていて、個々の扉に番号が表示されていました。

このシステムなら、順番待ちの患者に会話の内容を聞かれることがないな。


以前身内の入院外来日に付き添った時、診察室はカーテンで仕切られ、

次の順番の人は診療室前の椅子で待っていたため、検査結果などの

個人情報がまる聞こえだったから…



指定された部屋へ入りました。


キレイだけど、狭い部屋でした。

ネットでも見た優しそうなA先生を中心に両脇に女医さんらしい人がいました。


まず、レディースクリニックから貰ってきた

MRIのCD-ROM CD と画像フィルムを渡しました。


長くなったので、つづきはのちほど…