[2015.10.25 21.20 案の定見過ごしがありましたので一部訂正。]


グレイシー・ゴールド選手がこのスケートアメリカの大会で記録を更新しました。

たぶん、歴代8位の記録です。

(この辺あやふやで申し訳ないです)


[2015.10.25 21.20 追記]

えー、そういえば、チャレンジシリーズっていうシリーズが増えてこれの記録も、参考記録ではなく、ガッツリとした残される記録になるのでした。

ここのシリーズで記録の更新があったよ!っていう状態でした。見事に見落としましたぜ…。

なので、ゴールド選手の記録は歴代9位になります。


女子のFSの記録はこんな感じ。


1位:金妍児(バンクーバー) 150.06

2位:アデリナ・ソトニコワ(ソチ) 149.95

3位:浅田真央(ソチ) 142.71

4位:カロリーナ・コストナー(ソチ) 142.61

5位:アンナ・ポゴリラヤ(2015モルドヴィアンオーナメント) 141.81

6位:ユリア・リプニツカヤ(ソチ・団体) 141.51

7位:エリザヴェータ・トゥクタミシュワ(2015欧州) 141.38

8位:エレーナ・ラジオノワ(2015欧州) 139.08

9位:グレイシー・ゴールド(2015スケートアメリカ) 137.41

10位:エフゲーニャ・メドベデワ(2015スケートアメリカ) 135.09


メドベデワ選手もシニア女子の記録にガッツリとランクインです。おそろしあ。

(これをラジオノワ選手も、リプニツカヤ選手も、エリザヴェータ・トゥクタミシュワ選手もやっていて、ロシアの勢いを感じます)

(と同時にジュニアの時に強かったけれども、シニアデビュー以降調子を落とし、それでもソチ五輪にすべてをぴったりとあわせることができたソトニコワ選手の強さも感じました)

ここまで書いておいてなんですが、記録が違う可能性もあるのでこの辺はおいおい改めて調べられておきたいところです。できるかどうかはわからない。


[2015.10.25 21:20 5位の記録にアンナ・ポゴリラヤ選手の記録を追記し、更新しました。]


さておいて、ゴールド選手の構成内容はこちら!


3Lz+3T 10.30 1.40 11.70
3Lo 5.10 0.20 5.30
StSq4 3.90 1.30 5.20
2A 3.30 0.57 3.87
FCSp4 3.20 0.57 3.77
2A+3T+2T 9.79x 1.20 10.99
3F+2T 7.26x 0.20 7.46
3Lz 6.60x 1.00 7.60
ChSq1 2.00 1.10 3.10
2S 1.43x 0.00 1.43
LSp4 2.70 0.86 3.56
CCoSp3p4 3.50 1.00 4.50


10番目の要素の3Sが2Sになってます。

つまるところ、ここが3Sになると基礎点が1.43点から4.84点になりますね。

GOEもつきますし!

とここまで書いて、ゴールド選手のジャンプ構成を振り返ってみたのですが、今シーズンはジャンプ構成を変えているんですよね。


シニアになってからのゴールド選手のジャンプ構成は大体が、

3Lz+3T

2A+3T

3Lo

3Fx

3Lzx

3S+2T+2Tx

2Ax

で、冒頭に3Lz+3T、2A+3Tを入れ、後半にフリップとルッツの単独ジャンプ、サルコウからの3連続ジャンプという構成になっているのですが、今シーズンは結構変えましたね!

後半にコンビネーションジャンプを2ついれています。

2A+3T+2Tと、3F+2Tのジャンプ。

後半に持ってくることで得点を伸ばせるという点と、2Tを跳びすぎないようにするという利点がありそうです。


記録を見る限りでは、意外とサルコウで失敗することも多いのかーとちょっと新しい発見もありました。