時々に、新しいももクロファンの方々に質問されるコトがあります。










‘いつ頃のももクロがイチバン楽しかったですか?’










…と。


詭弁、かもしれませんが…ボク自身はその時その時で楽しめる楽しみ方を切り換えるコトで‘ももクロ系’のファンとして走っているつもりでして、どの頃もどのイベントも自分なりに楽しんでると言い聞かせてるんで、比較はしていません。
てか、キリがないから‘しないよう’に、しています。


ただし。


また再現できるなら!と挙げてしまうイベントは良い意味でも悪い意味でもいくつかあります。

その中で、ココにその1つであるバスツアーの話を遺します。

毎度のコトながら勿論ソレは、ボク個人の主観により勝手な視点で切り取った一面に過ぎないし、いつか書くレポ用に書き残したメモと色褪せて上書き修正されてるような曖昧な記憶を元にしたものでしかありません。


それでも。


興味がありましたら、お付き合い下さいませ…





***





2010年9月12日。

ボクは、遠足前に張り切り過ぎて前夜に眠れなかったお子様の如く、始発で仲間と新宿に向かっていました。

当時のももクロで言えば、指折りの超選民イベである『BUDOUKANツアー』の当日であります!!



このバスツアー。

まずよくある日帰りバスツアーよりも若干御高めな参加費の他に、クローバーポイントの500P消費が条件だったんです。
東武動物公園での精算イベ以降はすっかり過去の遺物としても息を潜めたこのポイント…単純にCDやグッズの購入・イベントへの来場以外でも貯める方法が各シーズン毎に色々ありまして、だからこそボクもバスツアー参加できたし、参加者の面々もホントにその頃よく見る顔ぶればかりで、突然に烈火の如くCD買いまくっての参加は可能には可能でしたがやっぱりニワカには厳しい敷居だったろうな、と。

行ったの50人に満たなかったよね(笑


集合場所にももクロさんやスタダスタッフの姿はありません。
真偽は定かではないのですが、所謂‘バスにタレントも一緒に乗る’ってのは素人が考えるよりも難しいコトなんだそうです。

よって…

魅惑のバスガイドさんは、ポイントシステム担当者でありファンサイドからのウケも抜群なモリモトさんが担ってくださいました。
ちなみに、公式カメラマンとして参加者やメンバーの撮影はクミちゃんという初めましてな女性が請け負ってて、モリモトさんと同じくスタート地点から参加。


登録確認的に、点呼とチーム決めへ。
チームは各メンバー毎に振り分けるんですが、まさかの申し込み順による先着申請制……
ボクは無事に百田チームに入れましたが、こーゆーの事前に告知するか人数バラけても推しのチームになれるように配慮すべきなんじゃねーの?という、上がったままだったテンションを突き落とされる最初の不満ポイントでしたん。
まぁ、この選民イベ参加者なんてのはほぼ全員が推し以外からも覚えられてるのが当たり前ではあるものの、皆さんだって貯めに貯めたポイントとそれなりの出費をした初のバスツアーで推し以外のチームに組み込まれるなんざ考えたくないと思いますよー?

ゆーて。

まさに年齢差無視の修学旅行。
例え、実質はオフ会なんじゃねーのか?ってくらいメンバーの影すら無いバス車内もそりゃあもう楽しくて楽しくて。
途中、名目だけを果たすために寄って無許可記念撮影だけして撤収した日本武道館も、初御披露目だからと1時間延々と流されるフルサイズの「ココ☆ナツ」PVなんてのもなんだか思い返すだけの今となっては笑い話ですが、当日はチーム決め同様に不満評価に繋げる方も少なくなかったかと。

蛇足。

高速道路をカッ飛んで未だ知らぬ目的地を目指すももクロファン貸し切りのこのバス。
まさかまさかの足柄SAに寄ったんです!
…ぃゃぁ、だから何だ?は間違いない疑問でしょうが、金曜夜から土曜朝にかけて新宿で集合し、土日を全国各地のヤマダ電機巡りにレンタカーで費やしていたボク等にとっては足柄SAってのはお馴染みの場所だったんですよね、笑った笑った。

そんなんで。

ようやく某‘ブドウ’園着(苦笑
しょーじき、この頃は紅白同様に武道館も‘いつかは踏みたい箱’としての目標だったんだなー…って、この記事書いてて改めて思います。


メモってもいないせいか、最初にメンバーと対面した時がどうだったかイマイチ思い出せない感じ。
ぃゃ、どうせ参加者名簿はあの子達も目を通してるだろうから‘やっぱこーゆー面子になるよね’っつー自然さだった気がします。
ちなみに最初の衣装は、怪盗少女のウイークリー順位発表イベでも着ていたメンバーカラーの繋ぎ姿。

挨拶とかをダラダラ済ませてそのままチーム毎にブドウ狩りへと移動へ。
‘チーム毎に’のはずでしたが、何故か赤&黄&青が勝手に合同チームにさせられていましたねー…色々と噂も憶測もありましたが、結局の真たる理由はボクも知りませんし、なんとなく聞いてしまった話も真偽微妙なんで敢えて書きません。

百田チームはそんな大所帯のままに葡萄採取エリアへ。
食用ではなくワイン用のブドウ狩り体験だったのは新鮮(田舎育ちなせいか、よくある‘取ってそのまま食べられるブドウ狩り’なんてのは目新しさもないボクです)。

からの。

バスツアー経験は豊富ではないものの、記念写真とか以外では所謂‘推しに近い位置’をキープするの得意だったような頑張っちゃってたような。
この時も自然に百田さんの隣を陣取ってましたね、ドヤ!←

ブドウをチョキチョキしながら、小さい虫けっこういるけど平気なん?こーゆー虫は大丈夫ー!流石は野生児~的な会話をしたのを覚えてます。
ココで1度チーム毎に記念撮影。

何気に直ぐ後ろが杏果ちゃんチームだったせいか、有安家な面々にブドウ越しにちょっかいを出してしまっていたような…
今更だけど、チーム外の奴がしゃしゃり出てくるのってウゼーな、ごめんなさいでした。

ブドウ狩り後は菜園の真ん中で二回に分けてのチームごっちゃで記念撮影。
太陽ガッツリな屋外だと目がなかなか開けらんない百田さんはこの時点じゃまだまだ写真では目瞑ったままで写り込んでる感じ。

んで。

さぁ、建物の方に戻りますよ!なタイミングで、あまりの天気の良さと広い敷地がテンション上がったのか(ぃゃ、わりと皆がテンション高かったな…)突然にピンチケくん二人がダッシュ、続いてボク等オッサン組も俺も俺もと年甲斐もなくダッシュ。



何故か釣られて百田さんまでダッシュ(笑



夏菜子に負けるもんか!

…と、全力で走るフリしてほんの数秒の並走を楽しんでからゴール前だけ抜き去って勝つ~みたいな遊びもしました(我ながら小賢しかった←)


からの。


食事の準備ができるまで~と、ワインセラーと工場見学、あと販売してるワインの試飲とかがメンバー抜きで行われました。
如何に衣装チェンジが控えてるとはいえ、せっかくのバスツアーなんだからこーゆーのも一緒に回りたかった、かな。


昼食へ。


当日は知りませんでしたが、そのBBQスペースは貸し切っていた訳ではないものの他の一般客が入ってこれないようにしてあったらしい、と後々になんとなく聞きました。
言われてみれば、ブドウ狩りの場所だってお客さんは自分達だけみてーに1エリア独占だったなー…

テーブルは完全自由席。
仲間内で固まってる卓もあれば、ソロ参戦組がせっかくですし~と集まる卓もあったり。
いくつかの料理はメンバーが配膳してくれてて、ファンは並んでソレもらいに行く感じ。
確か、デザートのトコが赤&桃で皿を受け取った後にその場ですぐ食べて‘おかわりー!’と列び直すのをあーりん系の若い子とやりました。


食後はシークレットライブ!


セトリ。
>0:overture
>05:行くぜっ!怪盗少女
>1:行くぜっ!怪盗少女
>2:全力少女
>3:恋☆カナ short.ver(高城)
>4:言い訳Maybe(うさぎ先輩後輩+百田)
>5:夢見る 15歳(ももいレージ)
>6:Believe
>7:走れ!
>8:ツヨクツヨク
>En:オレンジノート
>WE:ココ☆ナツ

最前に1列椅子並べただけの即席ステージすらないフラットな簡易ライブスペースで繰り広げたあの短い時間は、何時間のコンサートよりも過密で充実してたよなー…と、埋もれる記憶がその確信を後押ししてくれます。

まさに、少数精鋭。
勿論ライブ派じゃないファンだって少なくありませんでしたが、椅子に座る奴も当然のように後ろで立ちを選ぶボク等も、こんな人数しか居なくてもここまで盛り上げられるんだ!ってくらい叫び倒してたし、汗だくも汗だくのびしょ濡れでしたね。
着ぐるみをあえて着て騒いでた方なんて軽い放心状態で倒れかけましたし(実話)

走り書いたメモ見ながら軽く説明。

怪盗少女が二回あるのは、百田さんがマイク忘れたまま飛び出してきちゃったから。
こっちはovertureで気合い入れてたせいか、この仕切り直しにはメンバーもファンも大ブーイングでしたね。
れにっきのソロは、後ろに広がる草原をわざわざ走ってきてから歌い始める月島きらりカバー。残念ながら歌詞忘れで一番だけでした。
「言い訳Maybe」は、当時に何度か披露もしている、しおりん&あーりんのカバー持ち曲に百田さんがコーラスで加わる特別編成。
ももいレージは、本家さんの自己紹介を改変する遊びも込みでメンバーは、しおちー&かなこりん&あやちょ&あかにょん(笑)
アンコールは、当初「大声ダイヤモンド」の予定がファンによる希望で楽曲切り替え。今もボクはやりますが、この頃も推しに合わせてマイクを向け合うを遊びがあって、下手に夏菜子推しで固まっちゃうと周りのあーりん推しを取り合うってのが楽しみの一つ。
ラストは、忘れもしないココナツサークルが誕生した瞬間となりましたねー…今はやれる機会と場所が限られちゃうせいか、新しいファンの中にはアレでぐるぐる走るのやったコトない方も居るそうで…

ライブ終わりの挨拶は、音源間違ってovertureがかかったせいか、ファンサイドから‘最初っから!最初っから!’ともう一回やろうぜ!なコールすらありました。


ちょっと休憩した後、怪盗少女衣装をスカートだけ残して二周年記念の桜吹雪Tシャツに着替えてきたメンバーと、全員集合でのパターンと個人個人が真ん中の椅子に座ったのをメンバーが囲むパターンの記念撮影タイムへ。

何気にこの日にクミちゃんが撮った写真は後日にコンビニで買えました(笑
メンバーだけの写真や記念撮影の写真やファンしか写ってない写真に至るまでが、一覧表示されてるのはホント修学旅行の写真持ち寄って‘コレとコレ、俺の分も焼き回ししといて’みたいな。
あと、全員集合写真をラベルにしたブドウジュースも買えたよね!

終わってみれば。
推しの子と参加者一人一人がゆっくり話すような平等な時間は設けられなかったけど、こうやって振り返ったり呑み屋で懐古するにはコレ以上ない~と結局語ってしまうような機会でした。

少なくともボクにはそう刻まれてます。



本当に参加できてよかったなー…


***


そんな書き遺し。


もうこのシリーズで書きたいようなコトってなんとなく網羅したのかな?

どうだろ?

今では全く書かなくなったmixiの日記レポ。
もっと時間作って書き残しとくべきだったなとも、Twitter始めてなかろうとも最近の色々も残しとくべきだったなとも、思ってみたり。

毎回のように悔やんだトコで、今回はココマデ。