レザレクション | CINEMA道楽

CINEMA道楽

映画を見続けて40余年。
たくさん見過ぎて
忘れてしまうので、
映画館やテレビで観た
映画の鑑賞日記を
つけることにしました。
ネタバレもありますので、
未見の人は気をつけてね

 CATVで観ましたが、日本語版のDVDやブルーレイは出ていないみたいです。

 キリストの12使徒と同じ名前の人たちが毎週金曜日に、生きているうちに体の一部を切り取られて殺される連続殺人事件。刑事の捜査でその謎と目的が解き明かされて行く、というホラーアクション。
 主人公の刑事に聖書の内容を説く牧師役を、なぜかクローネンバーグ監督がやっていました。
 
体の一部を切り取られた遺体など、エグいシーンも多いですが、それ以外のシーンは普通の刑事ドラマっぽい映像なので、映画全体としてはサイコっぽい生臭さや怖さがあまりありませんでした。
でも、人間のパーツを組み合わせて作られたキリストの体はグロテスクでインパクトありました。

 題材は面白いと思うのですが、結局犯人は"イかれた野郎"で終わってしまったのが残念。用意周到で頭の良い犯人のはずなのに、主人公の妻と間違えて違う女性を殺してしまうのも間が抜けています。
 主人公にもトラウマがあったり同僚を犯人に傷つけられたりして、犯人に対して怒りを覚える理由はわかるのですが、どこか傍観者的な感じがしました。いっそ彼も殺人対象のひとりになっていた方が、より面白い展開になったんじゃないかと思います。