白ゆき姫殺人事件 | CINEMA道楽

- ツイッターとテレビのワイドショーで拡散していく「殺人犯」の情報。
ツイッターで「犯人」と名指しされ、写真や過去も次々とアップされてしまう女性。
彼女を真犯人だと確信して、どんどん情報をツイッターとテレビに公開していくテレビディレクター。
それに乗って、更に拡散を続けるツイッター民。
実際にありそうなお話しで、「明日は我が身」かもしれません。
でも、犯人でなくとも、明らかに「重要参考人」であるはずなのに、警察に探されている様子もなくビジネスホテルに滞在しているとか、リアリティに欠ける点もいくつかありました。
映像的にも魅かれるようなカットもなく、とてもテレビ的な作りの映画だと感じました。
もっと「あいつも怪しい」「こいつが犯人かも」と疑いたくなるようなストーリーになっていればおもしろかったと思いますが、最初からツイッターもワイドショーもひとりだけを犯人と決めつけて叩き続け、唐突に別の真犯人が逮捕されておしまいなので、ミステリーとしても残念です。
こういう作品は1回見れば十分だし、わざわざ映画にしなくても、2時間ドラマでやっておけば充分だという気がします。

