屋久杉

 屋久島へフィールドレコーディングをしてきました。収録に際して、一番の敵は、風きり音です。鳥や動物達の決定的な瞬間、風が吹いたりすると最悪です。良い瞬間に感動をしてノイズを出さないように注意します。また、ヘッドフォンをして収録を行うのですが、マイクゲインとヘッドフォン音量が比較的大きいために、自分の耳で聞く以上に、志向性鋭く外界の音が入ってくるために、動物がちょっと叫んだ場合でも、酷い恐怖感を感じます。

 猿と鹿が仲良く遊んでいるシーンや、猿の喧嘩、波の音、川の音を収録してきました。当然ですが、生態系によって、サウンドが変わります。これからアジアを中心に取材を行いますが、楽しみですね。

サウンドを担当します、nagureoです。

yudocafe-blogの管理人もさせていただいております。


yudocafeは、仮称ですが、4月オープンに向けて、デザインや食材、そしてお店専用のサウンド制作に関する製作過程や情報を報告していきたいとの意図で、ブログオープンいたしました。デザイン、オーナー、スポンサーの皆さんで作り上げていきます。


さて、私の担当はサウンドに関すること、収録、作曲、編集、そして音響機器に関するセッティングを行っております。元々アーケードゲームの制作をしていた経験があるために、店内のスピーカー設置から作曲、サウンドデザインまで担います。

コンセプトは、新鮮な食材や、美しい空間デザインの飲食店は多いものの、BGMに拘るお店が少ない、サウンドも新鮮なものを、ということでアジア5箇所をレコーディングして、お店専用のサウンドを用意いたします。DJチョイスではなく、ゼロから作り上げていくサウンドです。

ポイントは、下記の点になります。


・サウンドのテンポ

 食事や、会話を楽しむペースとBGMのテンポが違うと、食べている時に非常に違和感をがあります。サウンドのテンポと店の雰囲気、デザインをあわせて快適なサウンド空間を作ります。

・音響

 店内を響き渡すために、かつ、人は店内に点在しているために、リスニングポイントは確定することが出来ません。

したがって、モノラルでよいと考えております。さらに、サラウンドを使って、特定の音だけを店内でまわしたいと考えております。

・曜日、テンション

 今回は、アジア各地のサウンドをベースにしますが、曜日、人のテンションによってサウンドも変えていきます。

・インタラクティブ

 最終目標ですが、店内の人数や騒音、会話レベル、時間、天気、天候によってBGMを変化させるエンジンを製作したいと考えております。


元々、渡航先の空間音を録音する習慣があり、こういったサウンドスケッチを元に、作曲・サウンドデザインを行いたいと考えてます。これまでは、仮想のコンテンツ内のサウンドが多かったのですが、ショップといった、現実のコンテンツを題材に、サウンドメイクをします。

どうぞ、ご期待下さい。