筋力トレーニング後から、肘を伸ばす時の肘関節の痛みと、可動域制限が出ています。
野球肘の既往歴がありますが、それ以外に問題はありません。
マッケンジー法では、肘の痛みであっても頸椎から評価を行うのが基本です!
なぜかというと、脊椎由来の痛みの見落としをなくすためでもあります!!
今回は、頸椎由来の痛みではなかったので、次に肘の評価を行いました。
肘の可動域は、【自動運動】で伸展に軽度の制限があり、可動域の途中と最後に痛みが出ます。
【他動運動】も伸展時に痛みがでますが、【抵抗運動】では痛みはでません!
施術効果の判定は、肘を伸ばした時の制限と痛みに設定しました!
肘の伸展動作に制限と痛みがあるので、慎重に【自動運動】から伸展を繰り返し行ってもらいます。
毎回動かすと痛みが誘発されますが、やめれば痛みは残りません。
徐々に負荷を上げて行き、前腕骨を外側に押しながら伸展を行うと良い反応が出ます!!
初めは、ゴリゴリと嫌な音を感じていましたが、繰り返して行くと音もなくなり、可動域制限と痛みが改善しました!!
【セルフエクササイズ】として、【肘を外側に押しながら伸展】を繰り返し行ってもらいました!
このように、肘の痛みでもマッケンジー法の評価方法を使い、徐々に負荷を上げて行くやり方は、安全であり、とても効果的です!!
反応をもとに、改善に向けて患者さんとセラピストが一緒に行う施術方法(マッケンジー法)!!
肘痛でお困りの方、一度ご相談ください!!
有道接骨院・鍼灸マッサージ院
電話03−5637−8414
mailでのご相談は、yudo.mdt@gmail.comまで!!