朝起きたら、首が痛い」と言う小学生の来院が最近多くなってきました。

今回は、「子供の首痛の原因」とマッケンジー法の「評価と施術法」をご紹介します。

まず、マッケンジー法では「痛みの原因となる動作や姿勢」、「日常生活でどのような姿勢を良くとっているか」などを詳しく問診します。

詳しい問診の中から「重篤な病気が隠れていないこと」「適応疾患ではない病態」がないかを確認します。

このように「リスク管理」を徹底してから理学検査をおこないます。

最初に、マッケンジー法が重要にしている「姿勢の評価」をします。


どこかが痛くて来院する小学生は、ほとんど「姿勢が悪い」です。

特に、「座っている姿勢の悪さ」が目立ちます。

 

この「悪い座り姿勢」+「下を長時間向いている姿勢」が首痛の原因かもしれませんよ!?

 



お子さん悪い姿勢でゲームや読書に夢中になっていませんか?
しているようなら要注意です!!


姿勢を詳しく評価してから次に、「可動域(首の動き)」を評価します。

どのような動きで痛みが出るのか?
制限や硬さはないか?など「関節可動域(首の動き)を丁寧に評価」します。

マッケンジー法では、可動域が核となることが多いです。
分類で最も多い「Derangement Syndrome」の特徴の一つに、動きの制限があります。

子供達の来院理由の多くは、この「Derangement Syndrome」であることが多いです。

マッケンジー法の施術としては、「姿勢を良くする」こと、痛みと可動域が良くなる方向への「自分でやるエクササイズ」を特徴としています。


子供の場合は、姿勢をよくして、適切な体操をするとすぐ良くなります。

 

再発の予防として「姿勢と痛みの関連性」をしっかりと指導します。

このようにマッケンジー法は、患者教育を重要視しています。

 

子供の姿勢の悪さでお困りの親御さんは多いと思います。
 

ぜひ認定セラピストまでご相談ください。

http://www.mckenzieinstitute.org/japan/ja_JP/patients/find-a-clinician/

 

子供のうちから正しい姿勢を身につけましょう!!