症例報告

これで連続4件

もう正直飽きたよ!と言われそうですが・・・(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

本当に、原因がハッキリしない足の痛みには腰を疑え!と伝えたいです。

続くときは続きますね〜

今回は、捻挫をしたかも!と言う女子高校生のお話

前日に、ジャンプをしてから?!
足が痛くなったと足を引きずりながら来院。

いつもの様に、詳しく原因を聞くと

うーん(^^)
やはり、ハッキリと捻挫の所見が出て来ません。

ここは重要だと思います。
(^。^)

ハッキリとしない場合は、色々な疾患を想定しなければいけません。

痛みの部位も足背から小指にかけてと捻挫特有の部位ではありません。

それでも本人は捻挫したかも!?と

接骨院には、このような方が多く来ているのではないでしょうか?

骨折していそうなら、病院へ行くでしょうが、捻挫かも?!で接骨院に来るのはよくあるパターンかと思います。

なので、接骨院での鑑別はすごく重要だと思います。(o^^o)

話がそれましたが検査にもどります。

腰椎の可動域は、伸展制限、左側方滑りの制限が出ています!

痛みもVAS8/10と強く、足を引きずっています

アルバイトで立ち仕事を初めて、終わる頃になると腰が痛いと言う事が問診で聞けたので

また、腰かも?
と思いながら評価を始めていきます。

やはり、足関節は外傷を疑える所見が少ないです。

マッケンジー法は、四肢の症状でも必ず脊椎からチェックします。

ここは重要です!(o^^o)

今回は、腰を横にずらして腰を反らすエクササイズで足首の痛みが劇的に減りました。

翌日にも来院してもらうと、痛みは前日の半分以下になり普通に歩けると

捻挫(靭帯損傷)であれば、不安定感、痛みで1日では良くなりません。

たまに、捻挫が
あそこの治療院に行って1日で治った!
とか、神がかった先生の話を聞きますが、残念ながらそれは捻挫(靭帯損傷)ではありません!

腰や関節のズレなどが、何らかの影響で元に戻り
痛みが取れただけで、捻挫(靭帯損傷)が治ったわけではありません。

捻挫(靭帯損傷)であれば、ある程度の治癒期間がかかります。

ただ、マッケンジー法をやっていると、この関節のズレの様な例(マッケンジー法では、derangment syndromeと言います)が多くあり、劇的に症状が良くなることがあります。

きっと、神がかった話の多くはこう言う事が、多いのでしょう。

関節などのズレが、整復されると劇的に症状が良くなる。

よくある話です。

原因不明の足首の痛みには、腰を疑え!これで終わりにします笑(^_^)