症例報告2
 
慢性痛の原因は?
 
20年前から治らない腰痛
 
年間約100万近くをマッサージや鍼治療にお金をかけていた方のお話です。
 
以前から近所の鍼灸接骨院などに頻繁に通っていましたが、ご主人が当院に来てマッケンジー法を受け、症状が劇的に改善したのを見て「私も治したい」と来院されました。
 
お話をよく聞くと、
・長時間の歩行が辛い
・正座が出来ない
・体の動かしはじめが痛い
というのが主訴です。
 
理学所見として
・姿勢が悪い
・広範囲にわたる頑固な痛み
・どんな動きでも痛みが悪化
・過剰な痛み反応
・痛みに対する不適切な固定概念
 
マッケンジー法での反応は
劇的に良くなるタイプではなかったので徐々に体を動かすことを習慣にする施術を開始しました。
 
そこでまずは、
「依存症からの脱却」がキーワードとなります。
 
腰痛治療を阻むのは。
 
「依存心」です。
 
〇〇先生に治してもらう!
〇〇治療法で治してもらう!
〇〇徒手療法で治してもらう!
 
上記は全て受身の治療法で、患者の依存心を作ってしまいます。
 
今までの、その場しのぎの治療はNG
 
2年も鍼を打ち続けて良くなっていないのだから
「自分が主役になって体を動かすこと」を焦らずゆっくりと行なってもらいました。
 
何年も鍼治療にかかっていた患者さんを、鍼やマッサージは使わず体を動かしてもらうことを習慣にすることは、容易なものではありません。
 
徐々に施術間隔も開けて行き、約3ヶ月後には
 
・長時間歩けるようになった
・正座ができるようになった
・ゴルフをしても痛くなくなった
・姿勢が良くなったと周りから言われるようになった
・痛む回数、痛いという回数が減った
 
そして何よりの変化が
 
マッサージや鍼に費やしていた医療費が大幅に減った!!
 
これはマッケンジー法を学んで良かったと思った瞬間でした。
 
その場しのぎの治療をすることもできますが、長期的に考えてどちらの方が良いのか?
皆様もお分かりだと思います。
 
鍼やマッサージ療法が悪いわけではありません。
 
私も、鍼灸マッサージ師として現在も使っていますし、
これからも使って行きます。
 
要は、上手に使う!ということが必要になってきます。
 
体操や姿勢が取り易くなるための、鍼灸マッサージ
 
未病を防ぐ目的での鍼灸マッサージ
 
コンディショニング目的での鍼灸マッサージ
 
鍼灸マッサージ+エクササイズ
 
全て効果的に使うことが必要です。
 
しっかり評価をしてから、鍼灸マッサージ治療を行う。
 
この評価が抜けると、その場しのぎの施術になってしまいます。
 
依存心を減らし「患者が主役の治療法」を行う!
 
これこそが、これからの医療だと思います。
 
皆様も、自分が主役になって「自分で治す」
という治療法を選んでください!
 
きっと今悩んでいる症状が解決すると思います。
 

有道接骨院・鍼灸マッサージ院

院長 大野 有道

お問い合わせは

03−5637−8414

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