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〜どこで受診・相談できるのでしょうか?〜

 

腰痛は個人差があり、その対策も各々の状態に適したものがあるはずですが、一般の方はどこにいけば、自分にあった具体的で適切な判断をしてもらえるのか知りたいところだと思います。

 

残念ながら現在それを測る基準がないところが悩ましいところであり、腰痛に悩まれている患者さんの中にはドクターショッピングを繰り返すという悲劇も起こり得ます。

 

 

しかし、職種、施設、医療従事者、主義主張、に関わらず大きな原則として

 

『安静でなくできるだけ体を動かすことを積極的にすすめる』

『ここまでは動かして良いこれ以上は良くない、という”具体的な取り組み”と”リスク対策”を提案できる』

『(骨折や悪性腫瘍など重篤な病理を除外後は)画像所見によって病態を判断しない』

『(潰れているから、飛び出ているからなど)不安になるような事を言わない』

 

このような先生であればひとまず信頼できるのではないでしょうか。

 

ご自身がお受けになっている治療や説明と一度比べてみてはいかがでしょうか?

 

 

国際マッケンジー協会日本支部

前川武稔

 

1) Koes, B., et al. (2010). An updated overview of clinical guidelines for the management of non-specific low back pain in primary care. European Spine Journal, (19)20, 2075–2094.

2) Hancock, M., et al. (2007). Systematic review of tests to identify the disc, SIJ or facet joint as the source of low back pain. European spine journal, (16), 1539-1550.