受精卵はできるのか

こんばんは、ゆうです。

卵胞刺激の注射で採卵するための卵子を育てていきました。

はじめての自分での注射キョロキョロ

 

ビビりまくりました。

 

自分では、、、

できる気がせず、夫に手伝ってもらいました。

この辺り、夫はとても協力的です。

 

夫は理系だからか先生の説明もかなり理解していて、すごいな、

と思う一方、私はそもそも医療用語の日本語理解には少し難しさを感じています。

もちろん、それなりにはわかりますが、細かいところが正確に理解できているか不安です不安

 

横道にそれました。

 

話を採卵に戻します。

通院を繰り返して卵子の育ち具合をみながら、薬剤を追加していきます。

なかなか育たない・・・(不安増大えーん

 

👩‍⚕️後半でだんだん育ってくる場合もあるので、もう少し様子をみましょう

👩注射頑張ります

 

なんとか、それなりの数(生育度にばらつきあるものの)の卵が育ってくれましたニコニコ

 

ここから受精させて、どこまで受精卵になってくれるのか・・・

 

👩‍⚕️受精卵ができたら、胚盤胞まで育てましょう。そこまで行ったものを凍結しましょう

 まずは受精したかどうかを連絡します。

 それを受けて、次の通院スケジュールが決まります。

 

受精卵の段階で凍結するものだと思ってましたひらめき

夫の方の品質と言いますか運動量は問題ないようで一安心で、ふりかけ法で受精が行われました。

受精できた卵子があったのか・・・連絡が来るまでは、とても落ち着かない時間を過ごしました。

 

これで受精できてなければ振り出しに戻るのか・・・無気力

また注射と通院か・・・ネガティブな気持ちが湧いてきました。

採卵数は11個だったのですが、前述のように品質にばらつきがありそうで不安があったのです。

 

でも!頑張って育ってくれた卵子なので、うまく行って欲しい!!

祈る思いで結果を待ちます。

 

 

結果は

 

 

6個受精できましたびっくりマーク

とても嬉しかったのを覚えています。

そこまで私としては自分の身体に自分で注射するような事態が人生に起こることを想定していませんでした。けれど、子どもを授かるために、の一心で頑張りました。

地味に通院の待ち時間や、コロナ禍だからか(私のクリニックだけかもしれませんが)、

夫はついてきてくれても待合室には入れず、外のソファ席みたいなところで待たされます。

一緒に話しながら、不安を紛らわしながら待つことはできません。

診察も、曜日によっては男性は入れないことがあり、その時は、

外で待機する夫と、ビデオ通話で先生との会話情報を共有しました。

ここまででも不妊治療初心者の私にはとても長い道のりに感じました(ふー

 

一息ついたのも束の間、

先生からは、

👩‍⚕️胚盤胞に到達できるのは大体これこれくらいの確率でもちろん全部進められれば良いのですが、統計的にはこれくらいになります・・・

 

先生の話が続きます

👩‍⚕️うまく到達できたものをこちらの判断で凍結します

(注記:ちょっと忘れてしまったのですが、何かタイミングの問題で、新鮮胚移植は行いませんでした)

 

そして待つこと数日

 

いよいよ胚盤胞の生育状況を聞きにいく日になりました。

果たして結果は・・・

 

 

3つでしたチュー

ひとつもできない場合もあると周囲から聞いていたので、

上々な結果とも言えます。

ただ、当時の無知な私は先生の説明でまたもや心配になります不安

 

胚盤胞には外観で品質を判断し、グレード分類されます。

あくまで外観での判断になりますが、グレードごとに妊娠可能性も統計的に整理されていて、クリニックごとに経験も加味して「ある程度の妊娠確率を判断する指標」にしているようでした。

 

今回の結果をまとめますと

採卵11 → 受精卵6 → 胚盤胞到達卵3

外観グレード分類は、①6BB、②4BB、③4BB でした。

 

まず、採卵数からすると、胚盤胞まで到達できるのは30%に満たない、

という事実が現実の厳しさを私に思い知らせてくれます。

だって、ここから着床できるのかは全く別問題なのですから。

 

グレードでどの胚を移植するかを決めるための優先順位付けするものの、中身の品質まではわかりません。出たとこ勝負になります。

 

もちろんグレードが良いものは、中身の良さとも全くリンクしないわけではないようなのですが、先生から話を聞いたり、自分で調べた限りでは必ずしもリンクしていなくて。

今回育ってくれた胚は、外観グレード分類でBBランクのものしかないというのは、提示された統計表から見ても、決して望みが大きいわけでもないからです。

 

👩‍⚕️こればかりは遺伝子レベルで検査しないとなんとも言えません。(→ここで初めて着床前スクリーニング(胚を移植する前に、染色体異常の有無を調べて流産率を下げることを目的に行われる検査)が日本では「臨床試験段階で誰でもできるわけではない」ことを認識しました)

👩‍⚕️統計的にはお示しした通りですが、BBでもうまくいくことはありますし、AAでうまくいかない時もあります。一喜一憂しないことが大事です。

 

確かにそうです。一喜一憂するよりも、今回の育ってくれた胚盤胞たちを信じるしかない、リラックスしてより良い状態で胚盤胞を受け入れる準備をすることの方が重要でした。

 

今日はここまでになります。

次回の投稿では、海外勤務の辞令の話と夫婦がこれからを話し合っていく過程をお見せすることになります。いやー今振り返っても怒涛の日々でした。では今日はここまで。おやすみなさいふとん1