離婚後、なかなか手を

付けられなかったこと。

 

それは友人やお世話になった方への報告でした。

 

 

通常はどんなタイミングで

離婚報告をするんでしょう?


結婚した時は年賀状だったけど、

「離婚しました!」の年賀状って

見たことないんですよね。


苗字を旧姓に戻しているのならば、

年賀状で察してもらうことも

できるのでしょうが、

離婚後も夫の姓を名乗っているので、

はっきり書かないと伝わらない?


いやいや、

お正月のおめでたい気分の時に

報告するのも気が引けるなぁ…。


何より年賀状を出すのはあと半年後。

結婚式に出てくれた親しい友人には

やっぱり間をおかずに報告したい。




さっさと報告すればいいのに、

メールを書いては消し、

書いては消しを繰り返し、

離婚後1週間経ってようやく報告。

 

 

先週離婚が成立しました。

これからもよろしくお願いします。

 

 

これだけ時間かけてこの文面?と

自分でもあきれるのに

報告メールを送った後、

たくさんの応援メッセージが届いた。


  • 旧姓時代からの友達じゃん。これからもよろしく
  • すっきりしたね!心機一転頑張ろう
  • 羨ましい!私も離婚した~い
  • どうした?まず会おう!おごるから会おう!


あの短い文面にどうして

こんな思いやりにあふれた

返信ができるんだ!


みんな神なの?天使なの?

温かい言葉の数々に

久しぶりに嬉しくて泣いた。

 


元夫は外ヅラがよく、友人達からも

「見るからにいい人そう!」

と評判で、皆が結婚を祝ってくれた。

離婚した…なんて言ったら、

「みつばちの我慢が足りない」

なんて責められるんじゃないかと

不安だったのだ。



ハリネズミのように棘をむき出しにして

傷つけられないように自分を守っていたが、

離婚に至ったあれこれを伝える前から

友人たちは私を信じてくれていた。


周囲の人はもっともっと大きな心で

私を受け止めてくれていたのに、

疑った自分が恥ずかしい。

 

 

「もう二度と誰のことも信用しない」

 

そう決めていたけど、

たくさんの人たちの励ましや、

優しさに触れて、

たった1人に裏切られたくらいで、

大げさだったな・・・と思う。



このころ喜怒哀楽の

「怒」「哀」しか機能してなくて

何を見ても、何をしても、

ガラス越しに見ているかのように

心が動かなかったのです。

 

 

感情が壊れてしまったかと思うほど、

共感力も思いやりもなくなってて

哀しいドラマを半笑いで

見ている自分がサイコパスで怖かった。

 

精神が壊れてしまったんだと思い

表面上元気なふりしてやり過ごして

子育て終わったらいなくなろうと思ってた。

 


あぁ、ちゃんと感謝したり、

喜ぶ感情が残ってたんだなと

ほっとしました。

 

周囲の言葉にどれだけ

救われたかわからないです。ありがとう。

 

 

 

私の離婚体験談はこちら↓

パパ活ですべてを失った夫