(페이지터너)

演奏者たち

 

ある事故から180度違う人生を生きることになった

若者たちの青春成長物語。

 

KBS 2016.03.26~2016.04.09 放送

全3話

 

 

あらすじ

 ハンジュ芸術高校のピアノ科のトップ、ユン・ユスルといつも2位であるソ・ジンモクは、10年近く犬猿の仲として過ごしてきた不倶戴天の敵の関係だ。生まれもった才能がある天才ユスルを一度でもいいから勝ってみたいのが夢であるジンモクは、所見の試験でユスルの楽譜をめくってあげるページターナーに自ら志願するのだが・・・
 一方、棒高跳び選手のチャシクは、大学に進学するために、国家代表先発戦でメダルを取らなければならない。しかし、観客席にいた母親が1位の選手の親に無視されることを目撃して興奮したチャシクは、その1位の選手を抑えるために、韓国新記録に挑戦すると無謀な宣言をする。(参照)

 

 

 

 

ユン・ユスル(キム・ソヒョン)

ハンジュ高校ピアノ科1位。

母がピアノの先生であり、

母のいう通りに生きてきた。

 

 

ソ・ジンモク(シン・ジェハ)

ハンジュ高校ピアノ科2位。

ユスルの母親は、ジンモクの元ピアノの先生。

ロボットのような正確なピアノを弾く。

 

 

チャ・シク(ジス)

棒高跳び選手。

母と二人暮らし。

 

 

 

感想

夢を諦めた人・夢を追い続ける人・夢を奪われた人。

 高校生の彼らが紡ぎだす「成長」がテーマの今作は、青春時代を過ごす多数の人々が持つであろう「夢」についての物語。1編60分の3話構成の短編ドラマとして放送された今作は、「ドリームハイ」「君の声が聞こえる」「ピノキオ」「あなたが眠っている間に」など数々の名作を生み出し、現在放送中のドラマ「スタートアップ」を執筆したパク・へリョンの脚本。

 今作は特に誰かが超能力を持っているわけでもなく、財閥が出てくるわけでもないですが、「夢」と「才能」を持ち合わせている3人の高校生が「成長」をしていく物語。才能があることがきっかけにはなるも、その夢だけを見て走り続けてきた3人は、ある事故がきっかけとなり、それまで追い続けてきた「夢」が一瞬にして無くなってしまいます。夢があるから頑張れた。才能だけでここまできたのではなく、辛くても苦しくても「好き」だったからやってこれたという、大人になるとどこか忘れてしまう「純粋に夢を追いかけること」について改めて感じさせられました。今思えば、「ドリームハイ」を観ていたときに感じていた、「夢を叶えるための成長痛」みたいな痛さが沢山あったなぁと思える作品でした。

 

 

韓国版の題名

 今作の邦題は「演奏者たち」ですが、実は韓国版の題名は「페이지터너」。すなわち「Page-turner(譜めくり)」をする人のことを指します。クラシックは特に、ピアノの場合は両手を使いながら演奏しますし、楽譜も何10ページに渡って書かれることの方が多く、でもだからといって演奏者が自ら楽譜をめくれるように曲を作っているわけではないので、演奏者の横でスタンバイして楽譜をめくる人が必要となります。

 今作は最初から最後までこの「Page-turner」がキーになっているので、お見逃しなく。主人公3人が成長していきながらも、3人それぞれの親も一緒に成長していく物語になっているので、最初は窮屈に感じる感情も、最後には楽譜をめくるように次の章へと繋がっていることを感じ取れるはず。

 

 

キャスト被り。

 特に今作は、「ピノキオ」が放映された次の年に放送され、「演奏者たち」の次作「あなたが眠っている間に」のキャストと被っているのも面白いところ。主演のキム・ソヒョンは役名が違うものの、同じピアノ専攻の学生として出演し、シン・ジェハも同じ高校に通う同級生で、イ・ジョンソクの弟という設定。韓国ドラマあるあるの脚本家の次回作に前作キャスト出演するという現象がみられます。(笑)

 

 

「演奏者たち」は

現在U-Nextにて配信中。

 

音符今日のドラマで韓国語音符

나는 천재가 아니라니까 그냥 네가 별거 아닌거야

私は天才じゃない。ただあなたが大したことないだけよ。

 

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