あんまり見てなかったけど!
日曜日、これ見た。
総合とBSで2回見た。
なんつうか、日本ドラマ史に残りそうな、一話だった。
京都見廻組の面々の強面ぶり、
キャスティングの尋常ならざる素晴らしさを最後をもって痛感。
役者ではないSIONとブランキージェットシティの中村達也。
小芝居などいらない。人間の力。存在だけでよい。
リアリティもフィクショナリティも超える映像マジック、的な。
“いとこ同士”の香川氏と亀治郎氏の顔を突き合わせるシーン。
ぐっとこざるをえない。
中岡慎太郎を演じる上川隆也の頬の幾筋もの涙が流れる。
役者上川氏の、演技時系列上の感情を超えているでしょう・・?
もしかしたら錯覚、なのかもしれないけれど
ドラマを見る僕らが結末を知っているように
中岡慎太郎を超えた上川氏の万感のような気がするのです。
予感、を秘めた、哀しさに包まれるシーンから
どどどど、と階段を駆け上がる音、一転。
近江屋での、人が人を殺すシーンを生々しく描き切った。
衝撃的でした。
そしてこのドラマの真ん中で
筋書きの中ではしがらみに溺れず
また役者としては演技に溺れず
すべてのすべての真ん中におったのは福山・竜馬だったわけなのですね。
ここに、演者も、監督も、演出も、すべての人がすべてを集約させたような
純度の高さがすさまじい、すばらしい回でございました。
嘘っぽさを見透かして見てしまう当世の私のような視聴者の溜飲を下す
これ以上のドラマを拝見することはほとんどございません。
ここに書き切れないくらいの、無数の演技、無数のカットがきらめいておりました。