上京1年目の思い出の一冊です。

アラーキーという人物は、僕の真逆にいる人でした。

破天荒で、遊び好きで、グロいまでにエロい。

しかしそのアプローチが地球を半周したのがこの写真集です。

初めて図書館で見たとき、表紙を間違えて裏から読みだしたので

思いがけず時間を越えてしまい、変な目眩がしました。

はっきりいって嫁さんとの濡れ場など見たくはないのです。

でも、それがストンと落ちてきた。

陽子さんの旅の終わりを写した、荒木氏の冬の旅。

偽りの向こう側を見せてやる、それが偽りだとしても。

そんな心意気の裏側に、偽りではない風景が見えた気がしました。

それも目眩のうちかもしれませんね。

その後、僕は大きく踏み外す人生を歩みますww