ようは、筋緊張や筋硬結をともなうような運動器疾患は肩こりだろうが、寝違いだろうが、ギックリ腰だろうが膝だろうが背部痛みだろうが、経筋に対する治療の方が早いと思うのです。早いどころか即効すわ。この経筋の治療部位は現代で言うところのトリガーポイントになるのでしょうが、あえてトリガーポイントと言わずに経筋としたいのは、単独の筋肉ではなく経筋のようなラインで考えた方が効果が高いからです。トリガーポイントにも筋膜連鎖なる考え方を織り交ぜているものであれば経筋とほぼ同じです。
つづく