カクシンハン第6回公演
「ハムレット」

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大盛況の中、閉幕致しました。

お陰様で、怒涛の10回公演を、
延べ900人以上のお客様に
御観劇いただけました。

ご来場いただいた皆様、
応援いただいた方々、
キャスト、スタッフの皆様、
本当にありがとうございました。

シェイクスピアの台詞はほぼそのままに、
有名な台詞"To be, or not to be"には
翻訳家の松岡和子先生より直々に
新訳をいただいて、
言葉は言葉で届けつつ、

演出は小劇場の空間に合わせて、
シェイクスピアのリアリティを
現代の我々が納得できるところで
時にはアクロバティックに描く、
開帳場のハの字舞台にモニター10台、定点と手持ちの二台のカメラを使った中継、開閉できる墓穴、金属棒のカーテン、プロジェクター、エレキギターの生演奏、などを使った
攻めた公演でした。

大変魅力的な先輩が大勢いる現場で
とても濃密で有意義な時間を
沢山重ねることができました。

このキャストの中で、
レアティーズという大役を
演じさせていただいた経験は、
必ずや今後の糧になることと思います。

今回は演出の指定で着た衣装のため、
ほぼ背中背中とばかり言われていました。

今回は、
レアティーズ、
ポローニアスが観ている映画の中のヒロイン、
旅役者、
フォーティンブラス軍
を演じさせていただきました。

B1の劇場から3Fの楽屋への登り下りと衣装替えを何度も繰り返しながら一回一回を駆け抜けました。

それももはや懐かしい思い出です。

今年の一年を締めくくるのに
相応しい舞台だったと思います。

どうもありがとうございました。
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今後は、
11/27(木)に、以前4月に第二段企画に参加させていただいたTohoku Projectの一環で福島に日帰りで詩のリーディングをしてきます。これで年内の出演は最後です。

12月中旬にはここ6年間、毎年アドバイザーをしている東京大学合唱団あらぐさのオリジナルミュージカルの本番があり、これからはその本番に向けてのラストスパートに入ります。
ハムレットを観にきてくれた学生たちがどう刺激を受けてくれたか楽しみです。

来年の一本目は、
2月に俳優座劇場で
神田時来組の「大新撰組」に出演します。
かれこれ8作目くらいの出演で、
殺陣を披露している数少ない場です。
商業演劇を小規模にしたような、
ハードボイルド時代劇です。

今後とも精進して参りますので、
どうぞ岩崎雄大をよろしくお願い致します。

◆岩崎 雄大◆