中学受験偏差値は(も)底辺だった娘と母のブログへようこそ!

 

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我が子はなぜ30台なんだろう

あんなに勉強しているのに・・・ショボーン

 

と思われる方が多いからかな?

 

もしくは、我が子のように

ぜんぜん勉強しないご家庭も多いかもしれませんね(笑)

 

二月の勝者の黒木先生が

「相手に聞く気がなければただの説教です」

という言葉の通り、これから先の記述は読む方にとっては

聞きたくもない説教かもしれません。

 

でも、今回はちょっと偏差値30台という事について

具体的に書いてみようと思います。


今、本当に中学受験が過熱してきていて

偏差値30台を嘆く親御さんも増えているのかなと感じます。

ウチの子どもの時代までは(ほんの5年前)

下位の私立の立ち位置がある程度親御さんに織り込み済みだった気がします。

「それでも私立」

という感じ。だから「行きたい学校」だったんです。

 

しかし、

今、下位の私立を「仕方なく」行く所と考えている親御さんが多くなっている気がします。

 

ここで一つ。

国公立中を目指すご家庭は

わざわざ実力以下の私立に「仕方なく」行く選択をあまりしません

 

そもそも身の丈にあった選択をしていれば下位も上位も無いわけで

受ける学校は「行きたい学校」のはず。

・出来れば行きたい学校

・行きたいと思える学校

・行ける学校

という選択をすれば良いのだと思います。

 

お子さんの「身の丈」を理解する

 

これがこの時期とても大事な事だと思います。

 

偏差値が30台なのにはそれなりの理由があります。

夏の今、

本当の意味でお子さんの特性を理解していただければ

偏差値はここから少しは伸びるので書いてみようと思いました。

 

かなり偏見が入った決めつけ内容となりますので

当てはまらないご家庭もあるかと思いますが

ご容赦下さいませ。

また、偏差値30がいきなり60になるとか50超えるとかって話ではないです。

少しでも偏差値30台の子達の成績upにつながればと思い

かなり偏見の入った見方ですが

偏差値30台の子の特性を逆手に取った勉強方法を記載してみようと思います。

 

今、一生懸命塾の夏期講習テキストをやっている最中かと思います。

なかなか2周目に入れずモヤモヤしているのが

偏差値30台のご家庭ではないでしょうか

 

なぜ2周目に入らないのか?

入れないのか?

 

入りたくないからです。

 

1周目すらキツいのに、どうして2回もやらなければならないんだ?

 

そう、お子さんは思っているはず。

 

なぜ、キツいのでしょうか?

 

理解出来ないからです。

 

なぜ理解出来ないのでしょうか?

 

覚えなければならない事が覚えられていないからです。

 

覚えなければならない事は何でしょうか

それを覚えたら何が出来るようになるのでしょうか

 

お子さんはそこを理解されていないはず。

もしかして親御さんもではないでしょうか。

 

まず、偏差値30台のお子さんはここをクリアにする必要があります。

何を理解して、何をちゃんと覚えるのかをクリアにして

まず、偏差値を1でも2でも上げる

そこをちゃんとやりましょう。

 

変な話、中学受験のではなく、小学校の3年生の問題に立ち返ってでも

・覚えなければならない事は何なのか

・それを覚えたら何が出来るのか

をクリアにする必要があります。

 

それから塾のテキストの2周目です。

1週目で出来ていない問題は宝です。

 

 

【国語】

漢字は書けますか?

学校のテストで100点取ってきていますか?

5年生の漢字の前に3,4年生の漢字があります。

書けても「読み方」が6年生で習う読み方の場合があります。

その為、5年生までの漢字をコンプしておくことが重要です。

お子さんの「書けない漢字リスト」が無いご家庭は

まず、「書けない漢字リスト」作成のために

毎朝漢字テストをしましょう。

出来、不出来を今更責める事は止めましょう物申す

そもそもリストがあればそのテストは必要ありません。

出来ないお子さんだけを責めるのはフェアではありません。

 

 

これの巻末に1年生からの漢字が網羅されています。

このまま渡して「はいやりなさい」って言ったって偏差値30台の子はやりませんえーん

破って、1枚にして

あたかも「量が少ない」歩くと見せかけて使って下さい。

 

出来ない漢字リストがあるご家庭は

その漢字を何度も何度も復習する機会を作ってあげて下さい。

「あー、また書けなった」

という漢字は最後の最後の「お守り」になります。

「あの漢字だけは出てきたら書きたい!」

そんな ”心のよりどころ”が偏差値30台の子には大事です。

その事だけを考えて最後のテストに臨めば良いのです

最後の最後にあーじゃこーじゃ考えたって仕方ないのです。

でも考える事が無いと、あーじゃこーじゃと考えてしまうものです。

最後のお守りの為に「最後に書きたい漢字」を探している

そんなふうに思ってとにかく継続。

これが大事です。

 

 

もう、夏超えたら本番まで秒読みです

過去問にも手を付ける時期になります。

 

 

文章はちゃんと読めていますか?

「理解」は読めた後の話です。

 

まず、漢字が読めないと読めませんから

先の漢字の話になります。

そして漢字が読めたとして

「文章が読めるか」

これは別の視点が必要です

 

大人は理解出来るとすいすい読めてしまうので

「読む」という事がおざなりになってしまいがちです。

でも理解出来ているので問題ありません。

 

偏差値30台の子どもは

・抜かして読む

・なぜが逆から読む箇所が存在する

・言葉を間違って理解している

 

という事が往々にしてあります。

 

つまりそもそも「読めてない」くて理解できないんです。

 

それで「読みたいところだけを読む」ので

それがたまたま作者の意図を合致していれば

高得点になりますが、そうでないと散々な成績となります。

 

「読む」

 

この力はやはり音読で培われるんだと思います。

また、読み聞かせも大事です。

 

嫌がるかもしれませんが

国語の問題文を読んで聞かせてあげてみて下さい。

 

偏差値30台の子は

何だかんだいっても素直でお母さんお父さんのイイ子なのではないでしょうか

「一緒にやってくれるおねがい

この事にある程度喜びも感じるはずです。

上から目線はダメです物申す

「読んでやる」グラサン

なんて態度ではキリマンジャロ克服のようなものです。

一緒に読んで、つかえてみたらいいんです。

「あ、大人でも難しいんだびっくり

と悦に入って、一緒に読むことに抵抗がなくなります。

 

読んだら読みっぱなしでもいいと思います

 

正しい言葉遣いで綴られた長い文章を耳と目で聞く

 

これの積み重ねで一層理解度が上がります。

 

本当は読んだ文章を画像化してみる事が大事です

 

 

どんな事が書かれているのかの状況把握がめざすゴールです。

 

NHKのニュース番組は

映像と正しい言葉遣いでわりと長文なので

視聴がおすすめです。

 

このブログを前から読んでくださっている方はご存知かと思いますが

我が子は塾で国語を受講していませんでした。

しかし、今でも国語だけはピカ一です。

 

我が家が受験期にやってきたことは↑のほか

 

国語のテストの見直しの下記2つです

 

・文章を一緒に読む

・状況理解を一緒にやる

 

国語のテストは合判テストなどの一般模試もですが

↓のテキストなど

色々なテストを教材としていました。

 

 

また、↓を最後まで読みました
(マンガなので読み聞かせはしていません。

頭の片隅に残ればいいな程度)

 

 

それから・・・

 

社会のテキスト

社会のテスト

 

これを読ませてみて下さい

 

横から流れる文字がびっくりするほど

「読みにくい」

とお子さんは感じていると思います。

また、先に記述の漢字の話になりますが

漢字が難しいのです。

 

国語において

 

・覚えなければならない事は何なのか

・それを覚えたら何が出来るのか

 

 

・漢字とことばを知る

・文章が読めるようになる

 

です。

 

耳障りの良いキャッチーな言語が溢れるネット社会が手近にある現代のお子様は

「正しい長い文章」と少し縁遠くなってますよね

その世界は主語がはっきりしない文章でも問題ない。

 

残念ながらそれはまだ今の日本の受験問題では出題されませんえーん

 

お子さんとその事をお話し頂くことも重要です。

偏差値30台の子はわりと頑固なんです。

「なんで?」が理解できないと先に進めませんびっくり

 

目的を共有し、納得すれば

飽きっぽいけど、素直なイイコなので

頑張る事は諦めないはず。

 

・・・長文になってしまったので本日はここまで。続きはまた近日中に書きたいと思います・・・・

 

※このブログは代々東京23区在住で私立中学受験に昔から縁遠くなかった家庭の母とその娘のブログです

※2022年に私立中学受験を終えています。フィニッシュは首都圏模試偏差値50です

※早稲田アカデミーに3年2月から通い、死んだ魚のような目でコロナ禍zoom授業を受けている娘を見て転塾決意

 

ここに記載の事が全ての家庭やお子さんにあてはまるはずがありません。

お読みいただいた一部の方に届けば幸いと思っています。

一歩、また一歩とあゆみを進めて頂ける事を願っています。

中学受験はゴールじゃない。この先も高校進学、大学受験が待っています。

大学だってゴールじゃない。

今はその礎の時、そう思ってゆっくり確実に!

お子さんとの幸せで大切な時間にして頂けると幸いです。