久々に羽田をANAとJALで往復します。自分にしては初の両方普通席+株主優待運賃での搭乗です。
つらつら考えると,ANAへの色々な方のご不満については,こういう人が詐欺に遭うのだろうな,と考える事案です。
まず,ANAにしてもJALにしてもサービスの内容は自由に変えることができるもので,規約にもそのことは書かれています。契約する場合には規約を読んで行うことが両者の了解事項で,了解した旨チェックする場面も設定されています。
そもそもサービスを実際に受けていて,そのサービスに対し自分が支出している対価が見合っているかどうか,考えている人がどれくらいいるでしょうか。ラウンジの利用については自分+同伴者1名まで認められている場合が多いですが,航空会社のラウンジではその人に対して無料の飲食が提供されるわけですが,払う実費は運賃のみです。その運賃もほとんどの人はセール運賃などの割引率の高い運賃です。
よく言われる「修行」というのもどれだけ元手をかけずに権利を取るかを競うようなものなので,先に払う金もセール運賃や下手すればスカイメイトで「回数修行」というJALにとっては持ち出し一方の最小限運賃ですから,サービスを維持できるわけがないものです。そうなると最も経費がかかるラウンジは運賃を上げる以外は,基礎的なラウンジを飲食を自販機設置して休憩所のような形にするしか方法はなくなります。ANAもJALもそれを避けるための受益者負担を取り入れつつあるのだと考えます。
だいたい最初から「飛行機に乗る」目的のためにJALやANAを選んだわけで,それならできるだけ高い運賃で乗って経営を安定させればより良いサービスを得られると考えないのが不思議です(乗って着いた先で消費をする場合は別ですが,彼らが多用する「タッチ」ではそれはありません)。推し活であれば推しに対する金をかけることは厭わないはずなのに,修行ゲーマーはJALやANAから取れるものはできるだけ取ってきた歴史があるわけで,JALもANAももう保たなくなったというのが現実でしょう。JALも直に修行ゲーマーが「大改悪」と騒ぐような改定をしてきます。前回LSP導入期には既存会員へのLSP大盤振る舞いで交わしてきましたが,その結果収益減という惨事を導いたので次回はありません。
自分は2028年3月までは両ダイヤを維持できますが,それ以降はほぼ飛行機にすら乗らなくなる生活=2024年までの生活に戻るので,JALのマイル(現行4starで無期限)を有効活用する生活になります。今年の世界一周旅行を堪能してあとは年1回の家族旅行での還元という余生になります。